香りの衣替え。サロン歴28年のセラピストが選ぶ、季節の変わり目の精油。
体が変われば、心も変わる。
一時的な技術ではなく、自ら体感し、自らの足で立つこと。
心と体の連動を骨格から紐解き、人生を再起動するサロン&スクール
tae Aromatherapy & Treatment / tae Therapist School
【10月26日 月曜日】

香りの衣替え。サロン歴28年のセラピストが選ぶ、季節の変わり目の精油。
10月も終わりに近いのに、昼間はまるで梅雨のような蒸し暑さ。なのに朝晩は急にひんやりする。
この数日、サロンでも
「なんだか眠れない」
「だるいのに、頭は冴えている」
「汗が出たり、冷えたり、忙しい」...というお声がとても増えています。
服を着替えるのと同じように、香りも衣替えしてみませんか。
28年、精油をやめられない理由
セラピストになって28年。
たくさんの方の体と心に触れてきて、私が一番感じているのは、精油の力はちゃんとある、ということです。
施術のなかで精油の香りを選んだ日と、そうでない日では、お客様の呼吸の深さや、帰り際の表情がまったく違う。
これは、数字では表せない、現場でずっと見てきた変化です。
「頭にモヤがかかったよう」だった50代前半のお客様
これは、実際にサロンでの出来事です。
50代前半のお客様。
頭の中にモヤがかかったようで、寝ても覚めても不安が消えない。
痛みがあるわけではないのに、強い違和感がずっと続いていて、心も体もすっかり疲れている、というご様子でした。
アロマのトリートメントを一度受けられたあと、ご本人が「7割ほど改善した」とおっしゃいました。
そして2回目のご来店では、笑顔でサロンにお越しくださいました。
「アロマは好きだけど、ここまで効果があるとは思わなかった。今日が楽しみです。」という、ご本人のそのお言葉が強く心に残っています。
※お客様個人の感想です。変化の感じ方には個人差があります。
もちろん、精油は薬ではありません。
不調の原因を治すものではないし、人によって合う・合わないもあります。
しかし、毎日の暮らしのなかで「自分をいたわる時間」をつくるツールとして、
これほど手軽で、心強いものはないと思っています。
プレ更年期、更年期、「終わったかも?」の方へ
日本では、閉経(最後の月経から12か月以上、月経がない状態)の前後5年ずつ、約10年間を更年期と呼びます。
その手前の、「なんだか調子が揺らぐ」時期を、プレ更年期と呼ぶこともあります。
「もう終わったかな?」と感じている方も、実は我慢が当たり前になっているだけ、ということが少なくありません。
どの時期でも、香りで自分に気づく時間をつくることは、お役に立ちます。
今の季節に、私がおすすめしたい3本
① ネロリ(朝晩の肌寒い時間に)
ビターオレンジの花から採れる、甘くて少しほろ苦い香り。
気持ちがゆるんで、呼吸が深くなる方が多い精油です。
閉経後の女性63名での研究でも:
1日2回・5分ずつ・5日間の吸入で、更年期の身体症状のスコアや血圧に変化が見られたと報告されています。
ちなみにネロリは高価なので、同じ木の枝葉から採れる「プチグレン」から試すのも手です。
香りの好みを確かめるのに向いています。
② クラリセージ(張りつめた日に)
マスカットのような甘さのある、シソ科の香り。
50代の女性22名が吸入した研究では:
トレスホルモンのコルチゾールが下がり、セロトニンが増えたという結果が出ています。
小規模な研究なので、「効く」と言い切ることはできませんが。
サロンでは「気持ちの荷が下りる」と言われることが多い香りです。
ただ、眠気が出ることがあるので、運転前は避けるべき精油です。
③ ラベンダー(眠る前に)
定番ですが、定番には理由があります。
閉経後の女性の生活の質を高めたという報告があり、私自身も、迷ったらまずラベンダー、とお伝えしています。
寝室では、ほのかに香る程度で十分です。
昼の蒸し暑い時間には、ペパーミントやレモンなど、すっきり系を、ハンカチやティッシュに1滴。
こちらは研究ではなく、私の使用感でのおすすめです。
5日間、香りの実験をしてみませんか
難しいことはありません。
1日2回、5分間、好きな香りをティッシュに1滴落として、ゆっくり嗅ぐだけです。
5日間続けて、気分、眠り、ほてり、肩の力の抜け具合を、ひと言ずつメモしてみてください。
数字ではなく、「自分の感覚」で合う香りが見えてきますよ。
迷ったら、サロンでも一緒にお選びします。
安心して使うために
精油の原液は、肌に直接つけないでください。使うときは植物油で薄めてください。(1%以下が目安)。
血圧のお薬を飲んでいる方は、体調の変化に気をつけてください。
乳がんなど、ホルモンの影響を受ける病気の既往がある方は、使う前に主治医へご相談ください。
ビターオレンジやベルガモットなど柑橘の果皮系は、塗った後の紫外線で肌に影響が出ることがあります。
ほてり、動悸、強い落ち込みなどが続くときは、婦人科などの医療機関へご相談ください。
香りは、がんばる自分への小さなごほうび。
昼は軽く、夜はゆるく、季節と体調に合わせて、少しずつ着替えていきましょう。
参考にした研究
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25024731/
https://scholarworks.sookmyung.ac.kr/item/c21ad829-b863-4f28-bd19-8bb7adbe66fa
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松山で27年。世界基準の技術を、優しい手当てに変えて。
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香りの衣替え。サロン歴28年のセラピストが選ぶ、季節の変わり目の精油。
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