お盆に香りを想う。植物が心に寄り添い続けてきた理由
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体が変われば、心も変わる。
一時的な技術ではなく、自ら体感し、自らの足で立つこと。
心と体の連動を骨格から紐解き、人生を再起動するサロン&スクール
tae Aromatherapy & Treatment / tae Therapist School
【8月14日】

お盆に香りを想う。植物が心に寄り添い続けてきた理由
こんにちは、tae aromaです。
お盆休みも終盤を迎えました。
今週は、夏の胃腸の不調や、肌のバリア機能についてお話ししてきました。
今日は少しだけ立ち止まって、
「香り」と「植物」が、なぜ昔から人の心に寄り添ってきたのかを考えてみたいと思います。
お盆は、大切な人を想う時間
お盆は、ご先祖様や大切な人に感謝を伝え、その存在を静かに思い出す、日本の美しい風習です。
お墓参りに行かれた方、
ご家族とゆっくり過ごされた方、
ご自宅で手を合わせた方もいらっしゃるでしょう。
この時期になると、どこからともなく漂ってくるお線香の香り。
その香りを感じた瞬間、祖父母の家、お盆の食卓、
子どもの頃の夏休みの風景が、ふっとよみがえった経験はありませんか。
香りには、不思議な力があります。
香りは「記憶」と「感情」を結ぶ感覚
私たちの五感の中で、嗅覚だけは少し特別な経路をたどっています。
香りの情報は、感情や記憶をつかさどる大脳辺縁系へ直接伝わるため、
ある香りをきっかけに昔の出来事や大切な人との思い出が鮮やかによみがえることがあります。
この現象は、「プルースト効果」として知られています。
お
線香の香りで懐かしい気持ちになったり、
ラベンダーの香りで旅先を思い出したりするのも、その一つなのかもしれません。
香りは、世界中で「祈り」に寄り添ってきました
日本では、お墓や仏前に樒(しきみ)が供えられてきました。
樒は古くから神仏と深い関わりを持ち、独特の香りとともに、大切な祈りの場を支えてきた植物です。
一方、ヨーロッパでは、墓地にサイプレス(糸杉)が植えられる風景をよく目にします。
空へ向かって真っ直ぐに伸びる姿から、永遠や再生の象徴とされ、人々の祈りとともに受け継がれてきました。
また、ローズマリーは「記憶の植物」として知られ、古くから故人を偲ぶ場や人生の節目に用いられてきました。
国や文化は違っても、香りのある植物が人の心を支え、
祈りに寄り添ってきたことには、どこか共通するものがあります。
「皮脳同根」が教えてくれること
私は施術の中で、「皮脳同根(ひのうどうこん)」という考え方を大切にしています。
皮膚と脳は発生学的に同じ外胚葉から生まれ、一生を通して深くつながっています。
だからこそ、心地よい香りを感じたり、優しく触れられたりすると、自然と肩の力が抜け、呼吸が深くなることがあります。
香りは病気を治すものではありません。
けれど、忙しい毎日の中で立ち止まり、自分の呼吸や心に意識を向けるきっかけを与えてくれることがあります。
それは、植物が何千年もの間、人に寄り添い続けてきた理由の一つなのかもしれません。
お線香も精油も、植物からの贈りもの
お盆のお線香の香り。
森を歩いた時の木々の香り。
庭に咲く花の香り。
そして、精油の香り。
それぞれ用途は異なりますが、どれも植物が私たちへ届けてくれる贈りものです。
今年のお盆は、ほんの少しだけ香りに意識を向けてみませんか。
お気に入りの精油を芳香浴で楽しむのもよいでしょう。
ご先祖様へ手を合わせる時に漂う線香の香りを、ゆっくり感じてみるのも素敵な時間です。
忙しい日常では気づけない、自分自身の呼吸や心の動きにも、そっと目を向けられるかもしれません。
植物は、薬として、食として、そして香りとして、古くから人の暮らしに寄り添ってきました。
アロマテラピーも、その長い植物文化の延長線上にあります。
お盆という日本ならではの時間が、ご先祖様への感謝とともに、
ご自身の心と身体をいたわる穏やかなひとときとなりますように。
参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11868193/
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5039451/
The Complete Guide to Aromatherapy
Essential Oil Safety
日本の香
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お盆に香りを想う。植物が心に寄り添い続けてきた理由
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