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シナモン精油は「1滴」がいい? 8月最後の日に考える、植物との心地よい距離感

  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

体が変われば、心も変わる。

一時的な技術ではなく、自ら体感し、自らの足で立つこと。

心と体の連動を骨格から紐解き、人生を再起動するサロン&スクール

tae Aromatherapy & Treatment / tae Therapist School



【8月31日】


シナモン精油は「1滴」がいい? 8月最後の日に考える、植物との心地よい距離感


シナモン精油は「1滴」がいい?

8月最後の日に考える、植物との心地よい距離感


こんにちは、tae aromaです。


今日で8月も終わりますね。まだまだ暑い日が続きますが、

ふとした瞬間に秋の気配を感じるようになりました。


今月は、夏の胃腸の不調や肌のバリア機能、

そして後半は「シナモン」についてお話ししてきました。


シナモンについて調べていると、改めて感じることがあります。

それは、植物は「知って使うこと」が大切だということ。





食品のシナモンと、精油は別物


まず、ここは明確にしておきたいところです。

  • シナモンパウダーは食品であり、漢方では「桂皮」として用いられるものがあります。

  • そしてシナモン精油は、植物に含まれる芳香成分を極めて高く濃縮したものです。


同じシナモンをルーツにしていても、

  • 含まれる成分や濃度、身体への使い方は同じではありません。

  • シナモンパウダーを食べているからといって、シナモン精油も食品のように口にしてよい、ということにはなりません。


食べるなら食品としてのシナモン。

香りを楽しむなら精油。

この区別が大切です。




汗の量だけで「デトックス」とは判断しない


シナモン精油は、甘さの中にスパイシーさを持った、とても存在感のある香りです。

サロンでブレンドするときも、「ほんの少しだからこそ活きる精油」と考えています。


7月末から8月の猛暑のなか、身体の奥に冷たさを感じるお客様が続いたとき、

植物油のブレンドにシナモン精油を少量加えることがありました。


施術を進めていくと、後半になって汗が増えてくる方もいらっしゃいます。

ただ、「シナモン精油を使ったから汗が出た」と単純に考えることはしません。


室温、

リネン類、

身体の温度変化、

緊張がゆるむことなど、

発汗にはさまざまな要因が関係します。


呼吸はどうか。

筋肉の緊張はどうか。

皮膚はどうか。

表情はどうか。

施術後、身体をどのように感じているか。

そうした全体の変化を静かに見ながら、施術を行っています。




「1滴だから安全」ではありません


ここは、精油を扱ううえでとても重要なところです。

サロンでは「シナモンを1滴」と表現することがあります。

でも、「1滴=安全」という意味ではありません。


  • 10mlの植物油に1滴入れるのと、100mlに1滴入れるのでは濃度が違います。

  • どの種類のシナモン精油なのか、どの部位に使用するのか、肌の状態はどうなのかによっても考え方は変わります。

  • 「少量なら何でも大丈夫」ではなく、「少量をどう使うか」が大切ということです。



もう一つ、ご家庭で精油を使うときに知っておいてほしいこと。

それは「精油は水に溶けない」ということです。


お湯に精油を直接落としてかき混ぜても、水に溶解した状態になるわけではありません。

特にシナモンのような刺激性のある精油を使う場合は、

「お湯に1滴落として混ぜれば大丈夫」と単純には考えないほうがよいのです。




植物は「万能」でも「危険」でもない


「シナモン精油は刺激が強いから危険」「精油は怖いもの」と考える必要もありません。


植物には、それぞれ個性があります。

  • 刺激性があるなら、その性質を知って濃度を考える。

  • 香りが強いなら、少量から使う。

  • 肌に使うなら、適切に希釈する。


「危険だから使わない」ではなく、特徴を知って使い方を選ぶ。

それくらいの距離感で、植物と付き合っていくことが大切なのだと思います。



どちらか一方だけを見ると、植物が「万能」か「危険」かの二択になってしまいます。

でも、本当はそんなに単純ではありません。

知ることで、もっと自由に楽しめるもの。それが、アロマテラピーの面白さです。




8月の身体にも「ちょうどいい」を


今年の夏は、本当に暑かったですね。

それなのに、サロンでは「身体に冷たさを感じる」方が多かった。


暑さ、冷房、発汗、睡眠、食事。

いろいろなものが重なって、身体は一生懸命に体温を調節してきました。



今日で8月が終わります。

「まだまだ暑いから、もっと冷やそう」ではなく、

「今の私の身体は、何を心地よいと感じている?」と問いかけてみてください。


温かい飲み物が心地よければ飲む。

湯船が気持ちよければ、ゆっくり浸かる。

香りが心地よければ、香りを楽しむ。


セルフケアは、何かを「しなければならない」ものではありません。

自分の身体を観察して、今の自分にちょうどいいものを選ぶこと。

それもセルフケアの一つです。



夏の疲れを無理に追い払おうとせず、

「この夏も、本当によく頑張ったね」と、ご自身の身体に声をかけてあげてください。


明日から9月。

秋も、植物の香りとともに心地よく過ごしてまいりましょう。





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1999年から続く〈tae aroma〉は、 頑張りすぎた大人の女性が、荷物を下ろして羽を休める場所です。

担当するのは、日本でも数少ない英国国際資格「ITEC」を持つセラピスト。

世界基準の技術と知識があるからこそ、 50代の繊細な体にも、深く、穏やかに寄り添うことができます。

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