Parfum de Saison 季節の香りとからだのめぐり
- tae Shirakata
- 6月14日
- 読了時間: 4分
セラピストLIFEを楽しくする
tae Therapist School
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン
tae Aromatherapy & Treatment
Parfum de Saison 季節の香りとからだのめぐり
【湿度とにおい 更年期とデリケートゾーンケア】

女性なら誰しも一度は気になったことがあるテーマについて、自然の流れやからだの変化を優しく受けとめながらお話ししたいと思います。
6月に入り、日本列島はしっとりと潤いの季節へ。
梅雨は植物たちにとっても恵みの雨が降る大切な時期ですが、私たちの身体もこの湿度に影響を受けています。
とくに汗や皮脂の分泌が増えるこの季節は、「におい」に敏感になる方が多いようです。
更年期世代の女性の中には、「においが変わった」「ムレやすくなった」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは、身体が新しいバランスへと移行する自然なサインです。
■ 更年期とpHバランスのやさしい関係
私たちのデリケートゾーン(外陰部や膣まわり)は、本来pH4前後の弱酸性に保たれていることで、善玉菌(乳酸菌など)が健やかな環境を守ってくれています。
しかし、更年期を迎えると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌がゆるやかになり、それにともなってpHがアルカリ性に傾きやすくなります。
その結果、においやムレ、かゆみなどのトラブルが起こりやすくなるのです。
これは身体が老化しているというより、新たなステージに入ったことの証です。そんな時こそ、今の自分に合ったケアが大切になります。
■ ナチュラルなセルフケア 3つの提案
1. 洗いすぎず、やさしく清潔に
においやムレが気になると、ついゴシゴシ洗いたくなりますが、アルカリ性のボディソープは、善玉菌を洗い流しバリア機能を弱めてしまうこともあります。
ぬるま湯で優しく洗う、またはpHバランスに配慮したデリケートゾーン専用ソープを使うのが理想です。
2. 香りの力で心身を整える植物ケア
自然の力、精油の香りは、肌にも心にもやさしく寄り添ってくれます。
この季節におすすめの精油はこちら
ティーツリー:すっきり清涼感。抗菌・抗真菌作用にすぐれ、においケアにも◎
ゼラニウム:女性のホルモンバランスに寄り添い、甘く心地よい香り。
ラベンダー:緊張をゆるめ、心をほっとさせてくれる万能な精油。
▶ おすすめの使い方
ホホバオイル10mlに対し、精油1滴(1%濃度)で希釈し、デリケートゾーンの周囲にやさしく塗布。
※膣内部には使用せず、肌の状態に合わせて行ってください。
3. 肌がよろこぶ素材を選ぶ
毎日身につける下着も、快適さの大切な要素です。
通気性の良いコットンやシルク素材、吸湿性・速乾性にすぐれたインナーを選ぶと、ムレやすい季節も快適に過ごせます。
下着の締め付けが少ないだけでも、血流やリンパの流れが改善されることもあります。
■ ワークショップのお知らせ
今回ご紹介したようなセルフケアを、もっと実践的に学んでいただける
『女性が知っておきたいデリケートゾンケアの基本』
オンラインで開催中です。
詳しくはホームページをご覧ください。
今日のまとめ
年齢を重ねることは、人生の深みや豊かさを増していく美しいプロセスです。その変化はマイナスではなく、むしろ本来の自分に還るためのチャンスかもしれません。
更年期はその大きな節目のひとつなだけ。身体や感情がゆらぎやすくなる時期こそ、香りややさしいタッチを通して、自分を丁寧にいたわる時間を持つことがとても大切です。
Parfum de Saison 季節の香りとからだのめぐり 内側から「心地よさ」と「さらなる自信」を育んでくれる第一歩になるのではないでしょうか。
そしてこの時期、湿度の高い梅雨は、草花が潤い、いのちが育つ大切な季節。
自然とともに過ごすこの時期に、自分の身体にもやさしく目を向けてみませんか?「更年期とデリケートゾーンケア」というテーマは、未来の自分を守るケアでもあります。
どうぞ今日も、香りに包まれたやさしい一日をお過ごしくださいね。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている
信頼できるプロに、自分のケアをゆだねたい
taearomaは、そんなあなたのための
医学的・ホリスティックな視点に基づいたメニュー構成のアロマテラピー・トリートメント専門店です。
Comments