「頑張る50代」へ捧ぐ。

セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」

心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

「頑張らないといけない」状況の女性にとって、単に「休みましょう」「頑張りすぎないで」という言葉は、かえって心の負担や違和感になることがあります。

そこで、活動を止めずに心身のバランスを保つための「高機能・短時間セルフケア」として、精油、ムーブメント、瞑想を取り入れた内容のセルフケアです。

今年の10月は、例年以上に雨が多く日照時間が短いスタートとなりました。

「やらなければならないこと」があるのに、体が鉛のようにだるく、何もかもが億劫になる。

→ これは、日照不足によるセロトニン分泌の低下と、更年期というホルモンの波が重なった結果です。

特に、仕事や家庭で「頑張り続ける必要がある」女性にとって、立ち止まることはとっても難しい。この不調を乗り越えるためには、「休息」ではなく「活動を維持するためのエネルギーチャージ」に特化したセルフケアが必要ではないかと思います。

「疲れた」と感じた瞬間に心身を瞬時リセットできる、短時間で高効率なセルフケアを始めてみてください！！

「運動する時間がない」という方こそ、日常の動きにバレエの要素を取り入れてみませんか。

セルフケア	期待される効果	やり方（椅子に座ったまま）
肩甲骨の解放	自律神経の調整、肩こり・倦怠感の緩和。	1. 両手を肩に乗せ、ひじで円を描くように大きく前回し・後回しを各10回。
バレエ式かかと上げ	骨盤底筋とふくらはぎの強化（尿漏れ予防）、血行促進。	1. かかとをつけ、つま先を外に向けます。 2. かかと同士をつけたまま、ゆっくり上げ下げを10回。
ちぇぶら式呼吸	呼吸と連動させ、脳と神経をリセット。	1. 鼻から息を吸い、お腹を膨らませながら斜め上を見る。 2. 口から息を細く長く吐きながら、顎を引いて首の付け根をストレッチさせる。

「考えすぎてしまう」とき、香りと呼吸で強制的に脳を休ませましょう。

アロマ・メディテーション
1. 精油（ネロリ、ベルガモットなど）を1滴ハンカチやティッシュに垂らし、デスクに置きます。
2. 目を閉じ、香りに意識を集中しながら、深く息を吸い込みます。
3. 頭の中をよぎる考えを「袋に入れて横に置く」イメージで、1分間だけ何も考えない時間を作ります。
ヨガの「コブラのポーズ」（夜の習慣に）
- うつ伏せになり、息を吸いながらゆっくり上体を起こす。
  - この動きは自律神経を整え、穏やかな気分をもたらすことが報告されています。

精油は「心の栄養剤」！　頑張りが必要なとき、メンタルをサポートする香りを戦略的に活用してみてください。

精油名	目的	効果とエビデンス	活用アイデア
ネロリ	瞬時の鎮静・ストレス軽減	コルチゾール濃度には大きな変化がないものの、ストレス軽減を自覚する実験結果あり。不安や緊張が強い時に。	キャリアオイルで希釈したオイルをこめかみに。
ペパーミント	集中力・リフレッシュ	セロトニン同様の働きが期待でき、脳をシャープにする。疲労感で集中力が途切れる時に。	マスクや襟元に1滴。
ベルガモット	明るい多幸感・心の元気	柑橘系特有の明るさで、落ち込んだ気分を底上げ。モチベーションを上げたい時に。	ディフューザーでの芳香浴。
ゼラニウム	ホルモン波の安定	唾液中のエストロゲン濃度増加作用あり。イライラや気分の乱れを感じる時に、根源から心身をサポートします。	ボディオイルとして塗布。