「最近、体重測ってないな」と思ったら読む記事

セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」

心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

今日も晴れ😊そして、日中は30度を超えない予報で、暑さから解放されそうな松山市です。

さて、日々の施術やカウンセリングの中で、ふと感じることがあります。それは「忙しさの中で、自分を見ないようにしている方がいる」ということ。

特に40代をすぎると、仕事や家庭、親の介護など、役割が増える年代となり、自分のことは後回しになりがちです。

でも、そんな時こそ「体重を測る」という小さな習慣が、心と体のバランスを整えるきっかけになると感じた週末でした。

40代〜体の変化がじわじわと現れ始める時期。

「疲れが抜けない」「太りやすくなった」「肌のハリがなくなった」、、そんな声をよく聞きます。
- この年代、筋肉量が少しずつ減り、代謝が落ちてきます。InBody社の体成分データによると、40代女性の筋肉量は30代よりも減少傾向にあり、体脂肪率は上昇傾向にあります。

しかし、こうした変化は、日々の体重測定で「見える化」できるんですね。「昨日よりちょっと増えた」「週末は食べ過ぎたかも」　そんな気づきが、食事や運動への意識につながります。

50代になると、健康診断の数値が気になり始めます。

血圧、血糖値、コレステロール……でも、年に一度の健診だけでは、日々の変化は見えないものです。
- この年代、筋肉量の減少が加速し、体脂肪率も高くなります。名古屋学芸大学の研究によれば、女性は50代以降に骨格筋指数（SMI）が低下し始める傾向があるそうです。

つまり、50代は「筋肉が減り始める分岐点」。体重が減っても、それが「筋肉の減少」なのか「脂肪の減少」なのかを見極めるには、定期的な体重測定が欠かせないということです。

60代になると、「太ってはいけない」という意識が強くなる方もいます。

しかし現実では、高齢になるほど、「痩せすぎ」が「太りすぎ」よりも死亡リスクが高いという研究もあります。
- 筋肉量が減ると、転倒や骨折のリスクが高まり、要介護状態につながることもあります。まさか60代で？！いえいえ、あるんですよ。体重が減って喜んでいたら、実は筋肉が落ちていた！そんなお話しもよく耳にしています。

だからこそ、60代以降は「体重を維持する」ことが大切になります。毎日測ることで、「ちょっと食が細くなってきたな」「食べ物の種類が変わってきた？」「最近動いてないな」といった変化に気づけます。