薬屋のひとりごと 魔除けとして女性の爪を色取った鳳仙花
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今年に入ってお気に入りのアニメ動画があります。
私には珍しく新着を楽しみにしています。
薬屋のひとりごと
お世話になっている美容師さん、お客様も見ている方がいらして、時たま話題にのぼります。
魔除けとして女性の爪を色取った鳳仙花

先日23話に出てきた「鳳仙花」
どんな植物だったかな?
鳳仙花の薬効とは? と気になり調べてみました。
鳳仙花(ほうせんか)
学名:Impatiens balsamina
科名/属名:ツリフネソウ科/ツリフネソウ属
花期:6月~10月
生薬名:①鳳仙(ほうせん)②急性子(きゅうせいし)
薬用部位:①全草 ②種子 ③花 ④葉 ⑤根
原産:インドマレー半島の東南アジア一帯の原産。日本には室町時代に渡来。観賞用の草花として栽培。
成分:ナフトキノン類。花にアントシアニン。チアニジンなどが含まれています。
一年草の鳳仙花
草丈が50~80センチほどになります。
学名のImpatiensはラテン語の不忍耐という意味だそうです。
夏から秋、花の咲いている時期に全草を採取し、乾燥させたり生でそのまま薬として用いる場合があるそうです。
全草を乾燥させたものを、生薬で鳳仙(ほうせん)と呼びます。
種子も生薬として用い、急性子(きゅうせいし)といいます。
全草は
筋肉痛
関節痛
筋肉のけいれん
腫れ物などにもちいるほか
化膿性の皮膚炎には煎液で洗い
外傷やヘビによる咬み傷には生のまま外用する
喉に刺さった骨の治療には新鮮な汁を服用する
葉は
カゼに用い
腫れ物には生の汁を外用する
種子は
陣痛の誘発薬として利用されたほか
無月経
腹部の腫瘤
魚肉中毒の治療に利用する
喉に刺さった骨の治療には種子を噛んで飲み込む
虫刺されには花のチンキを外用する
根は
打撲傷に用いる
観賞用として世界中で栽培されていて、いくつかの園芸品種があります。
八重咲き、わい性、斑入り、様々な花色のものがあるようです。
かつては子供が爪を染めて遊んだそうで、
❶花をたたいて爪の上に載せ❷ラップでくるみ翌朝取ると染まる。
カタバミやミョウバンを混ぜると色が濃くなると資料に書かれていました。
ラップがない時代は,カキの葉または布を爪にかぶせ,シュロの葉を割いた紐で結んでいたそうです。
https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/006819.php#:~:text=%E5%85%A8%E8%8D%89%E3%81%AF%E7%AD%8B%E8%82%89%E7%97%9B,%E3%81%AE%E6%B1%81%E3%82%92%E5%A4%96%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%8E
熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベースを参考にしています。
趣のある、花鳥風月を表す日本語の中に
爪紅(つまくれない)とあり、鳳仙花の異称です。
平安時代から鳳仙花やほおずきを使って爪を染色していたようで、爪紅と呼ばれるようになりました。
薬屋のひとりごと 魔除けとして女性の爪を色取った鳳仙花 色々と調べられ作品を作られているようで、20分ほどのアニメですが楽しく拝見しています。

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