話すだけで癒される。傾聴とは

いつもありがとうございます

セラピストlifeが楽しく長く続けられるためのスクール

tae Therapist School

ホルモンバランスに悩む女性のためのホリスティックなアロママッサージ専門店

tae Aromatherapy & Treatment

流行病やご家庭の都合で、なかなかご来店が難しいお客様とはお電話でお話しすることもあります。

お客様の立場は色々、、、お仕事をされていたり専業主婦だったり、年齢も生活環境もバラエティ豊かでございます。

先日も夜の9時頃でしたが電話でお話しする機会がありました。ご予約をしたいとのことでしたが、お客様の近況も伝えてくださいました。

そのお電話から後すぐご来店になり、「この日を楽しみにしてました。」そして、「電話でtaeさんと話ししただけで、気持ちが軽くなってすごく癒されたの。」となんとも嬉しい言葉をかけて頂きました。ありがとうございます。

さて、傾聴という言葉をご存知でしょうか？

米国の心理学者＆カウンセラーの大家カール・ロジャーズによって提唱されたActive Listeningのことです。

ロジャーズの３原則

共感的理解：相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとする。
無条件の肯定的関心：相手の話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心をもって聴く。そのことによって話し手は安心して話ができる。
自己一致：聴き手が相手に対しても、自分に対しても真摯な態度で、話しがわかりにくい時にはわかりにくいことを伝え、真意を確認する。分からないことをそのままにしておくことは、自己一致に反する。

出典：厚生労働省　こころの耳

傾聴、、意外に簡単では？と感じられたかもしれませんが、なかなか難しいものです。一朝一夕にはできませんね。

私がカウンセリングのこと心理学のことを、先生について勉強し始めて4年が経ちます。コロナ禍の間も月に一度zoomを使って4時間から5時間ほど、ノンストップで先生と一対一でのやり取りを続けています。毎回楽しみで、今日はちょっとしんどいかも、、なんて思っていても、気づくと時間があっという間に過ぎています。

カウンセリングや心理学に興味を持ったきっかけは、お客様方との出会いがあったからです。

信じられないくらい長い間摂食障害でいらして、何度も命の危機があったお客様。
ALS筋萎縮性側索硬化症を発症されたお客様は30代でした。
ADHD (注意欠如、多動症）のお子さんを持つお客様。
週に三回の透析をしているお客様。
小脳変性萎縮症の方もいらっしゃいました。

サロンをはじめると本当に重篤な病気を抱える方が溢れるようにご来店になりました。

そんな大変な状況、体調のお客様方に、

お好きな（植物のエネルギー溢れる）香りを使ったアロママッサージ。
セラピストの手による（全て手による）呼吸に合わせたリズミカルなアロママッサージ。
アロママッサージ前後には、時間を取って、お客様のお話しに耳を傾ける。

をご提供し続けていました。

消毒薬のにおいでなく、生きた緑やお花、セラピストの好きな画がある、誰にも邪魔されない空間を皆さん心から愉しんで寛いで下さったと思います。

（もちろん他にも、お仕事やご家庭のことでストレスフルな経営者、医師や薬剤師、介護中の方もいらっしゃいましたし、現在も変わりありません。）

アロママッサージの手技や腕前は大切です。

お店の雰囲気も然りです。
セラピストの私は真剣すぎて笑顔がぎこちなかったのですが、それでも沢山の方がご来店くださって、私の方が色々な物事を学ばせて頂きました。
アロママッサージ前、そして終わってからのお話し（カウンセリング）時間は大事だと当時も思っていましたが、前述の傾聴がすごく重要だと気づき資格取得をしようとしたのですが日程等がまったく噛み合わず断念したままになっていました。

先生について学ぶ前までの私は、真摯にお話しを聴こうとするものの、「共感」し過ぎて疲れてしまう私自身もおりました。まずは自分の軸を立てられるよう、継続して教えていただいておりその成果も表れているようです。笑いあり涙ありの楽しい講義をしてくださる先生は、元々は私のお客様だった方ですが、強い信念を持って勉強し続け現在もチャレンジし続けている頼もしい先生です。

こうやって20年以上もお客様に育てられているセラピストです。ありがとうございます。

taeAromaではITEC（英国国際ライセンス）感染症対策に基づいた

知識のあるセラピストが衛生面に十分注意しています。

ご不安なこと、ご質問等がございましたら、ぜひお問い合わせ下さいね。