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肩に激痛・・「石灰沈着性腱板炎」って?

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肩に激痛…「石灰沈着性腱板炎」って?

肩に激痛・・「石灰沈着性腱板炎」って?

40代以降に多いこの症状、私はこう乗り越えました。



◆ はじまりは「ちょっとした違和感」でした

2ヶ月前、右腕の後ろに「少しだるいな」と感じたのが始まりでした。 

「いよいよ五十肩かも?」とストレッチを続けていましたが、 火曜日のお昼過ぎに突然、激痛で腕が動かなくなり、一睡もできず……翌朝すぐに整形外科へ。



◆ 診断は肩関節の「石灰沈着性腱板炎」

肩腱板にリン酸カルシウムが沈着して炎症を起こす病気で、40〜60代に多く、特に女性に好発します。

私の場合は石灰がまだ柔らかく、発見は早期だったようですが、それでも激痛に発展するリスクがあるとのこと。

石灰ができる理由は?

  • 血流障害により腱が部分的に壊死 → カルシウムが沈着

  • 時間とともに硬化し、強い炎症と痛みを引き起こす。



◆ 治療の流れと実際の処置

第1回:診断とステロイド注射一回目

  • 翌日バレエ発表会の練習が予定されていて、腕が動かないと困る私は、内服薬とステロイド注射の処置を受けました。(ロキソニンを1日3回、1週間服用)

  • 肩関節へステロイドが注入される際、首や胸、背中まで違和感があり、だるさと吐き気のような気分が1日つづきました。

  • このステロイド注入から3日目には、痛みがなくなり嘘のように軽くなり驚きました。


第2回:経過観察と、今後の治療予定を決める

  • 1週間後、肩の痛みは緩和され違和感程度になったのですが、副作用(ひどい胃痛と便秘気味)が出たので、胃の粘膜を守るお薬を追加していただきました。この胃痛、背中まで抜けるような痛さで3日ほど眠れず辛かったです。

  • 私はロキソニンが効いていたようで、2週間目からは、1日一回、ロキソニンを新しい胃薬と一緒に服用するのみで痛みは軽くなり、腕もなんとか動くようになりました。が、一時凌ぎで治っているわけではないんですよね。

  • バレエの練習では、肩から腕が重く使えなくて、いつものお稽古より疲れてしまいました。なるだけ腕や肩を動かさないよう用心し、発表会練習のみに注力した次第です。


第3回:2回目のステロイド注射

  • バレエ発表会を3日後に控えて、2回目のステロイドの注射をしました。

  • 肩は、なんとなく重く痛みを感じていたのですが、ステロイドを注入して翌日には痛みが引いていました。

  • 痛みは軽くなっていたのですが、数日経過すると重くだるくなってきて、石灰部分が吸収されたわけではないから当然だと思いました。


第4回:石灰除去の処置

・局所麻酔 → 生理食塩水を注入 → 石灰を破砕し吸引

・処置中は「イタッ」となる程度で済んだのですが、処置後2時間ほどで微熱とだるさ出現。


🔹 石灰除去処置後

処置当日は入浴は禁止、肩周辺に水が掛からなければシャワーは可でした。

個人差が大いにあると思うのですが、翌日に痛みはないけれど、肩関節が重くだるいままでした。



◆ 痛みへの怖さと、心の準備

私は痛みにとても弱く、処置の日は待合室で心臓バクバク。 でも、「このままではバレエどころか、生活がつらくなるかも。」と覚悟を決め、沈着した石灰を吸引する治療を選びました。

医師からは、「このままでも自然に治るかも」と言われましたが、痛み止めに頼らず過ごしたいという気持ちから処置をお願いしました。

 


◆ 再発を防ぐセルフケアと日常での工夫

血流改善

  • 毎日湯船に浸かる(冷えは大敵)

  • 肩〜肩甲骨周りを温める

姿勢改善

  • 巻き肩・猫背・スマホ首に注意

  • 骨盤を立て、背筋を緩やかに伸ばす

肩周囲の運動

  • 肩甲骨はがしやラジオ体操のような可動域体操

  • 痛みがあるときは無理せず「気持ちいい」で止める



◆ 肩の痛みを「年齢のせい」で片付けないで!

石灰沈着性腱板炎は、五十肩とは異なる治療が必要なこともあります。 「だるい」「動かしづらい」などの症状を我慢していると、日常生活に大きな支障が出る可能性も出てきます。私のようにバレエをしていたり、腕を使う仕事をしている方には特に注意が必要です。今日のブログでは、肩に激痛・・「石灰沈着性腱板炎」って?という内容でお伝えしました。



今日のまとめ

  •  違和感の段階で診察を受ける。

  • 石灰沈着性腱板炎は自然治癒も稀にあるが、放置リスクも大!

  • セルフケアと生活習慣で再発予防は可能。

  • 痛みを我慢せず、必要なら処置を受ける勇気を。



  • 日本整形外科学会『肩関節の病気:石灰沈着性腱板炎』

  • 山本謙吾氏ほか『石灰沈着性腱板炎の診断と治療』整形外科看護



このブログが、「あれ?最近肩がおかしいかも」と感じている方の、何かのヒントになれば幸いです。




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