石鎚山の翌日 脚は正直だった件
- tae Shirakata
- 8月10日
- 読了時間: 4分
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石鎚山の翌日
脚は正直だった 件
台風の影響でしょうか、朝から空は低い雲に覆われ、しとしとと雨が降り続いていました。
そんな空模様の中、昨日なんと 西日本最高峰・石鎚山 に登ったばかりという40代女性がご来店されました。
「登山で疲れてはいるけど、仕事での消耗に比べたら今日は元気な方なんです。」 そう笑顔で話される姿は、お元気そうで、声にも張りがあり、表情も明るい。
けれど、、、
トリートメントを始めると、その“元気”とは裏腹に、脚から全身へと広がる疲労のサインがはっきりと現れていました。
脚は正直に疲れを語る
足裏の、母趾球や土踏まず、かかと周辺が硬く、足首は、動きが制限され、ふくらはぎはパンパンに張っていました。
登山は登りよりも下りで負担が大きくなります。
特にふくらはぎ(下腿三頭筋)や足首周囲は、遠心性収縮という筋肉を伸ばしながら力を発揮する動きが続きます。この動きは筋繊維に微細な損傷を与え、遅発性筋肉痛を引き起こしやすく、回復にも時間がかかることが知られています。
普段からの努力 素晴らしい健脚さん
このお客様は、ご自宅が6階。
日頃からエレベーターは使わず、積極的に階段を上り下りしているとのこと。
お仕事も忙しい中、運動不足を少しでも緩和させようとする姿勢は本当に立派です。
ただ、階段昇降は大腿やふくらはぎにはしっかり効きますが、内転筋群や足裏の細かい筋肉は意識しないと使われにくい部分です。
そこで今回は、自宅でできる簡単なエクササイズをお伝えしました。

足の内顆にテニスボールを挟む ルルベアップ
やり方
両足の内くるぶし(内顆)の間にテニスボールを挟む
ボールを落とさないよう意識しながら、かかとをゆっくり上げ下げ(ルルベアップ)
ポイント
ボールが落ちないようにすると、自然と内転筋群が働きます。
足裏のアーチを意識でき、足首の安定にもつながります。
効果
内もも〜骨盤底筋の活性化
足首の安定性向上と姿勢改善
ウォーミングアップの大切さ
いきなりルルベアップするのではなく、まず足裏・足首をほぐして温めることから始めるのが安全です。
足には26個の骨、33の関節、100以上の靭帯や筋肉が集まっており、動きやすくしてからの方が効果も上がります。
足裏:ゴルフボールや手のひらで軽く押し転がす
足首:前後・左右・回旋のウォーミングアップ
下腿:軽いふくらはぎストレッチ
セラピストとしての所感
施術中、「痛いです。老廃物がぁ、、」という声が何度か聞かれました。
登山や階段昇降で鍛えた健脚も、足裏や内転筋は意識しない限り疲労が溜まりやすいのですよね。
脚元を整えることは、全身の安定や疲労回復に直結します。
元気に見えても脚は正直。そして健脚は日々の積み重ねで育つものです。👍
今日のまとめ
登山や階段昇降は良い運動だが、鍛えられにくい部位もある。
足裏・足首・内転筋を意識した動きでバランスを取る。
ウォーミングアップ習慣で怪我予防&効果アップ。
健脚は一日にして成らず。 けれど、脚は一日で正直に疲れる。 だからこそ、日々のケアが大切です。
今日のブログでは、石鎚山の翌日 脚は正直だった件 ということで昨日のお客様にお伝えしたことを書き記してみました。皆さまの参考になれば嬉しいです。
今回選んだ精油の一つ:ジュニパーベリー
今回のブレンドの一つにはジュニパーベリー精油を使いました。
利尿・浄化作用があり、運動後の脚のむくみや疲労感を和らげるサポートになります。
まるで山の森の香りが、脚に溜まった“下り道の疲れ”をゆっくり洗い流してくれるようにも感じたセラピストです。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている
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