いつもの12月より目立つ、頑固な頭皮のかたさと首こり

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ホルモンバランス＆姿勢を整えるホリスティックなアロママッサージ専門店

tae Aromatherapy & Treatment

サロンでお客様のお手入れをしている中、いつもの12月より、頭皮のかたさと首こりのひどい方が目立つ今日この頃です。

コロナによる異常事態が長引く中、マスクを着ける時間が長いこともありますが、気づかないまま精神的なストレスを抱えていらっしゃるからでは？と感じています。

この2年ほどの間、様々な制限のある異常な状態が日常となり、慣れてしまった、、ようにも見える私たちですが、心身のストレスはかなりなものです。これから先さらに大変になるのではと心配しています。

お家時間が増え、コロナ以前とは異なるストレス、そして意外にも睡眠不足によって「交感神経が興奮している」ことが、頑固な頭皮の硬さや首こり、肩こりの原因の一つではないのかと考えています。

さて自律神経とは、24時間働き続け内臓の働き・代謝・体温などの機能をコントロールしてくれる神経のことです。

交感神経：お昼間や活動しているときに活発になる神経：瞳孔が拡大し心身が興奮状態になる。
副交感神経：夜間、リラックスしているときに活発になる神経：瞳孔が収縮し、心も身体も休息状態になる。

この①②の神経の働きにより、心や身体の調子は変わります。

心身を活発にする交感神経が優位になると

血管を縮めて血流を抑えてしまう働きがある。
筋肉は運動神経によってコントロールされていますが、筋肉内の筋紡錘は交感神経が関わっていて、交感神経の興奮は筋肉の緊張を強めてしまう。

交感神経の興奮を抑えるためには

ストレス解消
睡眠不足の解消

などが必要で、そのためには深くしっかりした呼吸を行うことが大切になります。

ストレッチ
筋トレ
正しい姿勢
日常のさまざまな習慣を見直す

なども効果的ですが、実はこれだけでは頑固な頭皮のかたさ、首こり肩こりは解消されないんです。

23年ほどサロンで沢山のお客様を施術する中、「呼吸」の重要性を強く感じています。

多くのお客様、、、サロンにご来店のお客様全員と言っていいと思いますが、浅い呼吸しかされていません。

呼吸をしてください、とお願いしてみると「吸うこと」を意識的にされるのですが、息を吐くことを意識される方は本当に少ないのです。

呼吸に関わらず何事も同じかと思いますが、中にあるものを出さないと新しいものは入ってこられないんです。呼吸も同様で、しっかり息を吐き出すと、新鮮な空気をたくさん取り入れることができ、心身に良い影響を及ぼしてくれます。

斉った呼吸は、横隔膜・肋間筋といった体の前側の筋肉群だけでなく、実は背中側にある筋肉の脊柱起立筋や多裂筋も使っています。さらに骨盤底筋など下半身とつながる筋肉にも大きな影響を与えているんです。

時々、呼吸の仕方がわかりません。とおっしゃるお客様がいらして、身体がとても疲れやすかったり、心も不安定になってしまわれる方がいらっしゃいます。そのままにしておくと、体調不良が常となり、病院に行くものの原因がはっきりしなくて、自律神経失調症や更年期、鬱などと通院や服薬のお世話になるケースも多々拝見してきました。