胃腸の酷使 50代女性の「コリ」「老化」「ホルモン」に及ぼす影響
- tae Shirakata

- 7 分前
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心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

胃腸の酷使
50代女性の「コリ」「老化」「ホルモン」に及ぼす影響
──年末こそ、自分をいたわるアロマと内臓ケアのすすめ──
12月はどうしても、食べたり飲んだりする機会が増えますよね。
私のサロンでも、「胃の重さがとれない」「なんだか背中が硬い」という声をたくさん耳にする月なんです。
そしてじつは、怖〜い事実をお伝えします。
食べ過ぎ・飲み過ぎという状態で、胃腸がずっと働き続けると、
肩こり・首こり・背中の張り
ホルモンバランスや自律神経
さらには老化スピードにまで影響する……
ということが、ここ数年の研究でも裏付けられています。
食べることは楽しみ♪
でも、ときに胃腸を休ませてあげることも、私たち50代以降の女性にとっては
「自分の未来を守る美容時間」になるのです。
1. 胃腸の酷使が全身に広がる理由
「腸 - 脳ホルモン軸」が鍵を握る
現代医学では、腸と脳は密接につながり、
自律神経・ホルモン・免疫とも相互作用するという考え方が主流になっています。
これは「腸 - 脳軸」「腸・脳・ホルモン軸」と呼ばれ、近年の学術論文でも数多く報告されています。
●最新の研究では
2025年のレビュー論文(Nutrition & Metabolism)では、ストレスや食生活の乱れが腸内環境を乱し、代謝、ホルモン、自律神経の調整機能に影響すると指摘されています。
さらに女性のホルモンバランスについても、腸内環境との関連が強いという報告が年々増加しています。
つまり、胃腸が疲れる → 自律神経が乱れる → 肩こり・頭痛・倦怠感・むくみ → ホルモンが乱れ、老化感が加速という連鎖が起きやすくなるのです。
年齢を重ねるほどこの連鎖は続きやすいため、ちょっとした「胃腸ケア」が実はとても大切なのですね。
2. 胃腸の疲れは「肩こり・背中の痛み」に直結する
「なんで胃腸が弱ると肩がこるの?」 そう疑問に思うお客様も多いのですが、その理由はシンプル。
●自律神経の影響
胃腸は副交感神経の支配が強く、働きすぎると背骨まわりの筋肉(脊柱起立筋)や僧帽筋に緊張が伝わることが知られています。
●胸椎4番の影響
胸椎4番は心臓の神経とつながり、ここが固くなると上半身の前傾が強くなり、肩こり・首こり・背中の痛みが慢性化します。
冬や年末は食事が豪華になりがちなうえ、冷えにもさらされやすいため、胃腸が疲れる → 背中の強張りが増す → 肩こり悪化というサイクルに入りやすい季節なのです。
3. 副腎疲労という言葉は本当?
医学的にはグレーでも、生活習慣は大切
「副腎疲労」という言葉はメディアでも人気がありますが、医学的にはまだ議論の段階です。
正式な病名ではありません。
●ただし👆ここがポイント
副腎がコルチゾール(ストレス対策ホルモン)を分泌していることは確か。
慢性的なストレス・睡眠不足・腸の不調があると、ホルモンバランスが乱れるという研究結果は多数あります。
つまり、名称がどうであれ、生活習慣・胃腸の健康・ストレス管理が「だるさや疲れ」を左右するのは事実ということ。
だから私はお客様にもこう伝えています。
名前にとらわれすぎず、胃腸・ホルモン・自律神経を整える生活をしていきましょう。
それこそが、副腎疲労っぽい疲れ感を改善する一番の近道なんです。
4. 50代からの「老化を早める」食べ方とは?
年齢とともに、胃腸の回復力、代謝、ホルモン分泌はどうしても低下します。
そしてこれを加速させるのが、
食べ過ぎ
間食のしすぎ
アルコール過多
夜の遅い食事
冷たいもののとりすぎ
早食い
こうした習慣は 『老化ホルモン』とも呼ばれる炎症を促進し、むくみ・疲労・倦怠感を悪化させることが知られています。
私たちの年代では 「同じ食べ方をしているはずなのに、太りやすくなった」 「食べ過ぎると翌日まで疲れが残る」 「むくみが取れない」 というお悩みが増えるのは自然なこと。
だからこそ食べる量より食べ方が大切になってくるのです。
5. マジョラム・スイートが胃腸と心を助ける理由
香りが食欲を調整する力になる!
私が食べ過ぎケアでよく頼る精油がマジョラム・スイート(Marjoram Sweet)。
香りを嗅ぐだけで「過剰な食欲を落ち着かせる」 作用があります。
▼主な作用
鎮痛
鎮痙(筋肉のこわばりを緩める)
胃腸の調整
神経を鎮め、心を柔らかく
冷えの改善
自律神経のバランス調整
特に冬場の 冷えからくる便秘・下痢・胃腸の不調 にも強い味方。
さらに気持ちが落ち着くのに、身体は元気になるという独特のバランスの良さが、この精油の魅力なんです。
ブレンドするなら...
カモマイル・ローマン
ベルガモット
サイプレス あたりが相性抜群。
ただし、妊娠中・低血圧の方は控えめに。
6. 年末年始におすすめ「胃腸メンテナンス習慣」
① よく噛む
消化を助け、副交感神経を働かせる簡単な方法。
② 夜だけ胃を休ませる
夕食から翌朝まで胃腸が休む時間をつくると回復しやすい。
③ 温かい飲み物で内臓をリラックス
冷えは胃腸の緊張を増やします。
④ 軽いストレッチ
特にみぞおち〜背中をゆるめると効果的。
⑤ 香りを使う
マジョラムやベルガモットで、食欲と心のバランスを整える。
年末年始に「リセットの儀式」を取り入れるだけで、1月の体調がまったく違います。
7. 自分の体に優しくなると、年齢は味方になる
50代以降は「老化」ではなく、体の声が聞こえやすくなる時期 だと私は思っています。
胃腸が疲れたら背中が硬くなる。食べ過ぎたらむくむ。ストレスが溜まればホルモンに影響が出る。
それは悪いことではなく、体が精一杯あなたを守ろうとしているサイン。
だからこそ優しくゆるめ、整え、休ませることができれば、身体はすぐに応えてくれます。
まとめ
食べても飲んでも大丈夫。大切なのは“ケアをセットにする”こと
年末年始は楽しむ時間。食べる日があってもいいし、お酒で笑う日があってもOK。
ただし、食べたら整える。飲んだら癒す。頑張ったら休む。
それだけで、ホルモンも、胃腸も、自律神経も、あなたの味方になります。
アロマテラピー・トリートメント、温めるケア、休息。そうした「小さな手当て」が、50代からの人生を美しく、軽やかにしてくれます。

<年末年始スケジュール>
期間 | 日程 | 営業状況 |
年内最終営業日 | 12月29日(月) | 通常営業 |
年末年始休業 | 12月30日(火)〜1月3日(金) | 休業 |
年始営業スタート | 1月4日(土) | 10:00〜通常営業 |
年内は12月29日(月)まで営業いたします。
年明けは1月4日(土)からスタート。
1月6日、7日、8日は連休となりますのでご注意ください。
年末は毎年ご予約が混み合います。早めのご連絡をお待ちしております。
胃腸の酷使 50代女性の「コリ」「老化」「ホルモン」に及ぼす影響

愛媛・松山市で1999年に生まれた、女性のためのホリスティックアロマテラピーサロン〈taeAroma〉。
ITEC国際ライセンスを持つセラピストが、香りとタッチの力で
心と体が本来の自分に戻る時間を丁寧に紡いでいます。
施術はすべてオールハンド。
アロマテラピーに、ロミロミ、骨盤調整、チネイザン、大人バレエやピラティスから学んだ
身体感覚を融合させ、深いリラクセーションと調和のとれた身体へ導きます。
サロンでは、香りの瞑想法、妊産婦ケア、デリケートゾーンケア、
セラピストの学び直しやスキルアップ講座、個別カウンセリングなど、
「女性が自分を大切にできる時間」を多彩な形で提供しています。
香りが情動や自律神経に作用することは、脳科学の研究でも示されています。
だからこそ、アロマは“癒し”を超えて、女性の人生そのものを整える力を持つのだと信じています。
心と体がふっと軽くなる瞬間を、どうぞこの場所で。

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