空の青さとブルーライト

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お客様をお送りする際にエレベーター前までご一緒します。

松山城もよく見え、雨の日、風が強い日、日中に夕方、、暑い日寒い日、、サロンの中とは違った会話が弾んだりします。

先日の午後、よく晴れたその日のエレベーターホールで「お天気が良いね。空が本当に青くてきれい。」とお客様。空の色のことでお話しが盛り上がりました。

本当にキレイな色でゼニスブルー。ふと考えてしまいました。「なぜ空は青いのか？」

そして数日後、リケジョのお客様に「なぜ空が青いのか？」を尋ねてみました。

空気は透明
太陽の光は白色

白い光：いろいろな波長の光が混ざってできています。

光

青い光：波長が短く、光が強く散乱する　→　散乱の強い青が強調され、空が青く見える。
赤い光：波長が長い　→　朝夕は、光が大気層を長く通過するため青は散乱されてしまい、赤やオレンジなど散乱しにくい色が強調され、空が赤く見える。

光は散乱する

大気中には小さな微粒子が浮遊していて、その微粒子により光が散乱され、波長の短い光がより強く散乱され向きが変えられる。

ということで空が青い理由がわかりました。

太陽の光は白い

大昔に習っていたのかもですが、すっかり忘れていました。

太陽は黄色やオレンジ色に見えるのですが、実際は鮮やかな白色です。地球の大気の影響で黄色にみえ、朝日や夕日は色が変わります。

宇宙から本当の太陽の色を見ることができます。

宇宙空間には大気がないため何にも光に作用しません。宇宙からの太陽は鮮やかな白色に見えます。
その色は星の温度も表していて、太陽の表面温度は約5,505℃。
リゲル（オリオン座β星）は青白の単一の星のように見え、11,000℃を超えることがあるそうです。

光は、波と粒の両方の性質を持っている

波長：光が一回振動する間に進む距離のこと。ナノメートル（nm、10億分の1メートルのこと）という単位が用いられます。
私たちの目に見える光は、波長が400nmから700nmの間の光だけ、可視光と呼ぼれるものです。
それ以外の波長の光は、X線・紫外線・赤外線があり、わたしたちは見えません。

出典：光を学ぶウエブサイト Photonてらす

私たちが見ることのない光、紫外線に注意したい季節ですが、さらに気にするべきなのは「青い光ブルーライト」

380nm~500nmの紫外線の次に波長が短い性質
波長が短く強いエネルギーで、人体への悪影響が心配される波長

ブルーライトは日焼けはしませんが、角膜や水晶体を透過して網膜まで到達する光です。

このブルーライト、人間に悪影響と言われていますが

①人間の体内時計を整える重要な役割も持っています。

私たちは、朝に目覚め夜には眠くなるリズムを持っていて、ヒトの体内時計は実は25時間で、1時間のずれがあるわけです。このずれを調整するために、朝の太陽から放出されるブルーライトを浴びることで、体内リズムを整えられるのです。

②ホルモンバランスや体温にも影響を与えています。

体内リズムが崩れると、不眠など睡眠障害などになり、肥満や抑うつ、心臓病や癌、糖尿病など、、体調不良にとどまらず病気になってしまいます。

人工的なブルーライトには、スマホ、パソコン、ゲーム機器、タブレット、照明...etc...これらにはLEDが使用されています。このブルーライトは強い光なので、使用する時間が長くなると目に負担となり、ドライアイ、目のかすみ、焦点があいにくい、眼精疲労、肩こり、頭痛、加齢黄斑変性症...etc...　と九州産業大学磯貝教授がブルーライトの影響と特徴について解説されています。https://www.g-square.biz/2816/