「体が出すサイン」から見える栄養の欠乏
- tae Shirakata

- 9 分前
- 読了時間: 5分
セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

「体が出すサイン」から見える栄養の欠乏
〜あなたの体は、もう気づいてほしいと言っています〜
はじめに
「最近、ぶつけてもいないのにあざが増えた」 「夜、ふくらはぎがよくつる」 「爪がすぐ割れてしまう」
そんな小さな異変を感じたことはありませんか?
実はこれらのサイン、単なる加齢や疲れではなく、
「栄養が足りていませんよ」と体が静かに伝えている声かもしれません。
セラピストとして長年お客様のお体に触れていると、筋肉の質感や皮膚の色艶、爪の状態などから「その方の内側」にある小さな変化を感じ取ることがあります。 それは「血流」や「ホルモン」だけでなく、ビタミンやミネラルといった栄養バランスが深く関係していることも少なくありません。
今日はそんな「体のサイン」をいくつかご紹介します。
「不調」と言うほどではないけれど、なんとなく気になる変化がある方へ。
ご自身の体が何を伝えようとしているのか、少し耳を傾けてみませんか。
① ぶつけてもいないのにあざができやすい
血管の壁をしなやかに保つのに必要なのが、ビタミンC。
不足すると毛細血管がもろくなり、軽い刺激でも内出血しやすくなります。
かつて「壊血病」と呼ばれた病も、このビタミンC欠乏が原因。 最近では極端なダイエットや偏食で、軽度の不足が見られるケースもあります。
おすすめの補給法:柑橘類、赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ
一言アドバイス:「毎日少しずつ」がコツ。体内で貯めておけない栄養素です。
② 最近なんだかだるい、足が重い、やる気が出ない
それはビタミンB1(チアミン)不足のサインかもしれません。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える“エンジンの潤滑油”のような存在。
足がだるい、手足のしびれ、疲労感などが出やすく、古くは「脚気」と呼ばれていました。 現代では白米・パン中心の食生活、お酒の飲み過ぎ、ストレス過多でも不足しやすくなります。
おすすめの補給法:豚肉、玄米、枝豆、にんにく
ポイント:冷えやむくみが強い方はB群の複合補給も意識をしてみましょう。
③ 味がわかりにくい・食欲が落ちた
味覚を保つために欠かせないのが、亜鉛(Zn)。
舌の「味蕾細胞」の再生に必要なミネラルです。
不足すると、味が薄く感じたり、金属っぽい味がすることも。 特に更年期世代ではホルモン変化とあいまって、味覚の低下を感じやすくなります。
おすすめの補給法:牡蠣、牛赤身肉、ナッツ類、卵黄
ワンポイント:加工食品やインスタントのリン酸塩は亜鉛の吸収を妨げます。
④ 爪が割れやすい・白っぽい
爪は体の健康バロメーター。
鉄不足やたんぱく質不足があると、爪が薄くなり、割れやすくなります。
さらに貧血が進むと、肌の血色が悪くなったり、疲れやすくなったりします。
おすすめの補給法:赤身肉、レバー、ほうれん草、ひじき、豆腐
注意:コーヒーや緑茶を食後すぐに飲むと鉄の吸収を妨げます。
⑤ 肌がカサカサ、赤く腫れやすい
乾燥の季節だけでなく、栄養面からも要チェックです。
ナイアシン(ビタミンB3)が不足すると、皮膚の再生や炎症抑制が滞ります。
「水分を塗っても治らない乾燥」「顔や手の赤み」が続くときは、B群不足を疑ってみて!
おすすめの補給法:青魚、鶏胸肉、玄米、ピーナッツ
ヒント:B群は単独ではなく、複数一緒に摂ると効果的です。
⑥ 舌がヒリヒリ・赤い・平ら
それはビタミンB12の不足サインかもしれません。
動物性食品を控えるヴィーガン・ベジタリアンの方や、お酒を多く飲む方に見られやすい傾向です。
B12が不足すると、舌の粘膜が薄くなり、痛みを感じることもあります。
おすすめの補給法:卵、魚、チーズ、牛レバー
菜食の方へ:サプリメントや栄養強化食品を上手に取り入れて。
⑦ 暗いところで見えにくい
夜間の視力や、暗順応の低下を感じるときは、ビタミンA不足の可能性も。
視覚に関わる「ロドプシン」という物質の合成に必要です。
おすすめの補給法:人参、かぼちゃ、ほうれん草、レバー
補足:βカロテン(植物性ビタミンA)は脂と一緒に摂ると吸収UP。
⑧ 夜中のこむら返り(足のつり)
筋肉の緊張を調整するのは、マグネシウムとカリウム。
不足すると神経の興奮性が高まり、筋肉がピクッとけいれんしやすくなります。
特に汗をかく季節、冷え、ストレス、利尿剤の使用でもミネラルは失われます。
おすすめの補給法:バナナ、海藻、アーモンド、豆腐、玄米
セルフケア:お風呂でしっかり温めて血流改善を。
体のサインを「味方」にする
体はいつも、私たちに小さなSOSを出しています。 あざ、爪、舌、肌、筋肉の違和感…。 それは「もっとやさしく扱って」「少し補って」と教えてくれている証です。
私たちセラピストの仕事は、その声を読み取ること。 香りや手の温もりを通して血流や代謝が整っていくと、 「気づいたら肌が明るくなってきた」「夜がつらなくなった」- - そんな変化も生まれます。
食事・睡眠・香り・タッチ。 どれもがつながって、あなたの「健康」というハーモニーを奏でています。
メッセージ
食事は薬ではありませんが、「栄養」は体と心の土台です。 気になるサインがある方は、食事を見直すと同時に、必要なら医師や栄養士への相談も。 そして、香りやマッサージを通して「巡る体」に戻してまいりましょう。
「体が出すサイン」から見える栄養の欠乏
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている
信頼できるプロに、自分のケアをゆだねたい
taearomaは、そんなあなたのための
医学的・ホリスティックな視点に基づいたメニュー構成のアロマテラピー・トリートメント専門店です。

_edited.jpg)
























コメント