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40代からの「ゆらぎ肌」 対策はきな粉! 

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40代からの「ゆらぎ肌」 対策はきな粉! 


40代からの「ゆらぎ肌」 対策はきな粉! 

歴史と科学が証明する内側からのエイジングケア


猛暑が続いた今年の夏、私は母のために、豆腐を加えて冷やしても硬くならないお団子を作る機会が何度となくありました。夏の間は、冷たいお団子にさっぱりとしたみたらしや、つぶあんを添えることが多かったです。

そうこうしているうちに秋を迎え、お月見があり、温かいあんこを添えたお団子が美味しい季節になってきましたね。(無類のあんこ好きです)


私はお団子にきな粉を添えるのが好きなのですが、猛暑中はきな粉に見向きもしませんでした。それが涼しくなってくると、途端にあのきな粉の香ばしい香りがたまらなく恋しくなるのです。


以前にもブログできな粉の効用について触れましたが、今回はその「続編」として、きな粉の奥深い歴史や、科学が証明する美容効果について、もう少し深掘りしてみたいと思います。



1. きな粉の起源と歴史:日本人の知恵が育んだスーパーフード

きな粉の原料である大豆は、日本食に欠かせない重要な食材です。

大豆文化の伝来経路

  • 大豆の原産地は中国の長江流域とされています。日本への伝来は、弥生時代に中国から朝鮮半島を経由して渡来した、というのが一般的な見解です。

  • 古来より貴重なタンパク源として栽培が定着し、炒ったり煮たりして食べられていました。

きな粉の誕生と広がり

①大豆を粉末にして利用する習慣は古くからあり、その原型は奈良時代初期(約1300年前)にはすでに存在していたことが分かっています。

  • 当時は「未女豆岐(まめつき)」などと呼ばれ、贅沢品として上流階級の人々が口にするものでした。

②きな粉が庶民の間に広がり、現代のような「きな粉」と呼ばれるようになったのは、江戸時代になってからです。

  • 江戸時代に普及:菓子作りが盛んになる中で、きな粉も庶民の食べ物として定着しました。

  • 名物としての広がり:特に、徳川家康が命名したという逸話が伝わる「安倍川餅」(静岡・駿河)など、きな粉をまぶした餅菓子が街道の名物となり、参勤交代の大名や商人を通じて全国的に知られるようになりました。

このように、きな粉自体に特定の「発祥の地」があるわけではありませんが、京や江戸を中心とした文化交流が盛んになる中で全国へ広まっていったのです。きな粉は、日本人の知恵が詰まった、栄養を効率よく摂取するための伝統食品なのです。



2. 腸活が美肌を育てる科学的な理由

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、全身の健康と密接に関わっています。

特に、肌の調子は腸内環境の鏡だと言われるほどです。

40代以降は、女性ホルモンバランスの変化や代謝の低下により、腸の働きも鈍くなりがちです。

ここで腸内環境が整うと、以下の美肌効果が期待できます。

  1. 栄養の吸収効率アップ: 食事から摂取したビタミンやミネラルが効率よく肌細胞に届けられます。

  2. 老廃物のスムーズな排出: 便秘が改善し、腸内の有害物質が排出されることで、肌荒れやくすみの原因を取り除きます。

  3. 肌のバリア機能強化: 善玉菌が作る「短鎖脂肪酸」は、腸の免疫を高め、肌のバリア機能にも好影響を与えます。



3. きな粉が持つ、美肌とホルモンのためのトリプル成分

きな粉の原料である大豆には、腸活とエイジングケアに欠かせない強力な成分が凝縮されています。

① 大豆イソフラボン:ハリ・ツヤの土台を支える

イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きを持つ成分です。

  • 肌のうるおいとハリ:加齢とともに減少する女性ホルモンの不足を補い、肌の水分量やコラーゲン生成に関与することで、シワやたるみの進行を抑える効果が期待されます。

  • 抗酸化作用:活性酸素の働きを抑えるため、肌細胞の酸化(老化)を防ぎ、シミやくすみ予防にもつながります。

  • 更年期のサポート:ホルモンバランスが大きくゆらぐ更年期の女性にとって、内側から肌を健やかに保つエイジングケア成分です。

② 大豆オリゴ糖:腸内フローラを整えるエサ

オリゴ糖は、腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)の格好のエサとなります。

  • 善玉菌が増えることで腸内フローラが改善し、全身の健康の土台を築きます。

③ 不溶性食物繊維:デトックスとターンオーバーの促進

きな粉には豊富な食物繊維が含まれており、美容の土台となるデトックスをサポートします。

  • 便通の改善:腸のぜん動運動を促進し、老廃物の排出をスムーズにします。便秘が解消されることで、肌荒れを引き起こすのを防ぎます。

  • 肌の新陳代謝(ターンオーバー)サポート:きな粉に含まれるビタミンB群やEも、肌の代謝機能を高め、シミやシワの予防に貢献します。



4. おすすめの食べ方と生活への取り入れ方

「きな粉美容」は、日々の食生活に手軽に取り入れられるのが魅力。

一日大さじ1〜2杯程度を目安に、無理なく続けてみましょう。

目的

おすすめの食べ方

メリット

美肌の土台作り

朝のヨーグルト+きな粉

腸を目覚めさせ、代謝アップ。発酵食品との組み合わせで効果が倍増します。

夜の集中ケア

ホット豆乳きな粉ドリンク

腸を温め、リラックスを促し、睡眠中の肌再生をサポートします。

冷え対策・栄養補給

温かい甘酒+きな粉

甘酒の豊富な栄養素と発酵効果、きな粉のたんぱく質で、冷えやすい秋冬の栄養補給に最適です。



5. 40代以降の女性の美しさを支える和の知恵

きな粉美容は、外側の高級な化粧品に頼るだけでなく、体の内側から健やかさを作り直す習慣! これからのエイジングケアの鍵になります。

日本の歴史が育んだ知恵と、現代科学が証明する力を持つきな粉を、ぜひ日々の美習慣に取り入れてみてください。


【きな粉美容がおすすめの方】

  • 肌のくすみや乾燥、たるみが気になる方

  • 更年期のホルモンによるゆらぎ肌対策を求めている方

  • インナーケアを通じて、根本的な美しさを目指したい方


と言うわけで、これからの季節♪「きな粉美容」を取り入れ腸から育てる透明感とハリのある美肌を手に入れてみませんか。

40代からの「ゆらぎ肌」 対策はきな粉!




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