ライオンズゲートが開く日、香りとタッチで『内なる巡り』を呼び起こす!
- tae Shirakata
- 8月2日
- 読了時間: 6分
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2025年8月8日
ライオンズゲートが開く日、香りとタッチで『内なる巡り』を呼び起こす!
毎年、夏の真ん中
8月8日頃に開くといわれる「ライオンズゲート」。
これはスピリチュアルな世界では、宇宙から強力なエネルギーが地球に注がれ、私たちの“目に見えない部分”が活性化される期間として知られています。
このような話を単なる精神世界の現象として切り捨てることは簡単ですが、実際この時期は多くの人にとって、心と身体の両方に大きな揺らぎが現れる時期でもあります。
具体的には、
気温や気圧の急激な変化
日照時間と睡眠リズムのズレ
夏バテによる自律神経の乱れ
精神的な気づきと意識の変容(「何かが終わった気がする」「何か新しいことを始めたい」など)
これらのことが重なることで、私たちの内面や身体に、ある種の"変わり目"が訪れます。
今日のブログでは、2025年のライオンズゲートに向けた過ごし方、心身を丁寧に整えるためのアロマを活用したセルフケア、、特に「手と耳」、そして「顔まわり」からのアプローチについて、26年以上の実績を持つプロフェッショナル・セラピストの視点からご紹介したいと思います。
ライオンズゲートとは何か?
その象徴的意味と現実的な捉え方
ライオンズゲートとは、天文学的に見ると「太陽が獅子座に入る時期に、地球とオリオン座、シリウスが一直線に並ぶ」タイミングのことを指します。 毎年7月26日頃から始まり、8月8日にピークを迎え、12日頃までにそのエネルギーのゲートが閉じるとされています。
この期間は、古代エジプトやマヤ文明などでも重要視されていて、「目覚め」「変容」「直感の高まり」が起こる神聖な時として扱われていました。
スピリチュアル的には「魂の進化と再起動のタイミング」とされますが、「心と身体をリセットし、新しい流れへと踏み出すための“内なる扉”が開く時期」と捉える頃合いなのだと思います。
8月8日に向けた1週間
7月31日〜8月7日の過ごし方
この1週間は、心身の「準備期間」として位置づけられます。
1. 思考と習慣の「デトックス」を意識する
この時期は自然と「これまで当たり前だったもの」に違和感を覚えやすい時。
長年続けてきた習慣
なんとなく信じていた価値観
役割として演じてきた自分
……こうしたものを一度『棚卸し』して、本当に自分に必要なものだけを残す。
おすすめは「書き出す」こと。これは単に心の整理になるだけでなく、思考を客観的に見つめ直す効果もあります。
2. 香りと静寂の時間をもつ
夜の数分間、精油を1滴手に取り、ゆっくりと深呼吸する、、それだけで、心のノイズが落ち着き、自分の中心に戻る感覚が芽生えます。
この時期におすすめの精油は、
フランキンセンス:心を静め、呼吸を深める
ゼラニウム:感情の波を整える
ヒノキ/サイプレス:地に足をつけ、意識の軸を整える
8月8日 変化のスイッチを押す日
いよいよエネルギーがピークに達する日。
この日は「何かを始める」ことよりも、むしろ「本来の自分と再接続する」ことを意識すると良いそうです。
1. 願いを書く
紙に「こう在りたい」と感じる自分を『宣言する』ように書いてみてください。
「私はこういう生き方を選ぶ」
「私はこういう感覚で毎日を送りたい」
これは単なるおまじないではなく、「目標設定理論(https://mba.kobe-u.ac.jp/business_keyword/18990/)」でも示されているように、書くことで脳が目標達成モードへと切り替わる効果があります。
2. 自分の身体に意識を向ける
この日こそ、五感を丁寧に使って「今、自分がどう感じているのか」を味わってください。
食事の香りと味
肌に触れる風
呼吸の深さ
日常の中に散らばっている「身体のサイン」を静かに拾い上げることで、あなたはまた新しい一歩を踏み出せるはずです。
8月9日以降 新しい流れを根づかせる時
9日以降は変化の「定着期間」。
急激な変化ではなく、小さな日々の習慣によって、新たな自分を育てていく時期です。
1. 朝と夜のルーティンに香りを
朝:ローズマリーやオレンジで目覚めをサポート
夜:ラベンダーやネロリでリセット
2. 身体を動かす時間を短くてもいいから『毎日』
数分のストレッチでも、呼吸と連動することで交感神経と副交感神経のバランスが整います。
手と耳 香りとタッチで『内なる巡り』を呼び起こす
手の反射区と神経の働き
手には、内臓とつながる反射区が密集しており、そこを刺激することで身体全体の巡りを整えることができます。
また、指先は脳と直結した神経が多く、優しく触れることで脳のリラックス反応を引き出せるのです。
耳は副交感神経のスイッチ
耳には多数のリンパ節や神経が集中していて、特に耳介をマッサージすることで、副交感神経が活性化されることが示されています。https://www.bri.niigata-u.ac.jp/research/column/002170.html
手と耳のマッサージ(精油レシピ)
植物油10mlに以下を加えます。
ラベンダー:1滴
レモングラス:1滴
ペパーミント:1滴
A.手のマッサージ手順
指先から根元へしごくように流す
爪の周囲を小さく回すように刺激
手の甲、手のひら全体、そして合谷(ごうこく)を押す
B.耳まわりマッサージ
耳たぶを軽くつまんで前後に回す
耳の裏から首筋へと優しく流す
鎖骨に向けて、リンパを流す
フェイシャル
顔を整えるのではなく、『顔のまわりから整える』
私のサロンで行うフェイシャルは、一般的な「顔の肌をマッサージする」ような施術ではありません。
むしろ、
顎関節
首やデコルテ
耳まわり
頭皮
……といった「顔のまわりの環境」を整えることを中心としています。
顔の皮膚はとても薄く、過剰な摩擦はかえってトラブルの原因になってしまいます。だからこそ、
精油の力
手の温かさと重さ
骨格に沿った『静かな圧』
これらを駆使して、血液や酸素、リンパの流れを促し、 肌本来の透明感やハリ、栄養の巡りを『内側から』引き出していくのです。
実際、施術を受けたお客様からは「翌日よりも2〜3日後のほうが顔が整っている感じがする」という声も多くいただきます。
これは、顔の周囲を丁寧に整えることで、自律神経・筋膜・表情筋が時間をかけて協調を始めるからに他なりません。
精油の香りは、その方にとって必要なものを選び、呼吸と皮膚から心身に浸透させていきます。 だからこそ、その効果が長く持続するのです。
香りと触れることで、静かに整うという贈り物
ライオンズゲートという言葉に力があるのではなく、 それをきっかけに、自分自身を見つめ直し、少しだけ丁寧に生きようとする意志こそが、今の私たちに必要な変化なのではないでしょうか。
精油の香りを深く味わい、静かに手に触れ、耳を感じ、そして顔の輪郭に寄り添いながら整えていく。。
その一つ一つが、自分自身への深い贈り物になります。
日々の喧騒の中で、静かに意識を切り替えるためのセルフケアを、ぜひこのライオンズゲートが開く日、この時期に取り入れてみてください。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている
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taearomaは、そんなあなたのための
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