「お正月だから眠い」のではありません。そのダルさ、お餅による「血糖値スパイク」かもしれません。
- tae Shirakata

- 3 日前
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ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」
「お正月だから眠い」のではありません。
そのダルさ、お餅による「血糖値スパイク」かもしれません。
こんにちは、tae aromaです。 本日12月29日をもちまして、2025年のサロン営業を無事に終了いたしました。
今年一年、ブログを読んでくださった皆様、 そしてサロンへ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
さて、今日が今年最後の「健康アドバイス」です。
これから始まる年末年始。
「ゆっくり寝て、疲れを取るぞ!」と意気込んでいる方も多いと思います。
けれど、年明けにこんな経験はありませんか?
「寝ても寝ても眠い」
「体が重くて、やる気が起きない」
「ついダラダラしてしまい、自己嫌悪…」
実はそれは、気が緩んだからでも、あなたが怠けているからでもありません。
お正月特有の食事による 「血糖値スパイク」と「タンパク質不足」が原因である可能性が高いのです。
犯人は「お餅」と「甘いおせち」?
お正月といえば、お餅にお雑煮。
そして、栗きんとん、黒豆、伊達巻…。
美味しいけれど、これらは全て「糖質」の塊です。
空腹の状態で、これらをいきなり食べるとどうなるか?
血糖値が急上昇(スパイク)します。
慌ててインスリンが分泌され、今度は血糖値が急降下します。
この乱高下が、脳と体に強烈な「眠気」と「ダルさ」を引き起こします。
これが「寝正月」の正体の一つです。
副腎が疲れている「回遊魚タイプ」の方は、
特にこの血糖値の変動に弱いため、ダメージをダイレクトに受けてしまいます。
具体的にどう摂る?
「タンパク質ファースト」の3ステップ
では、お正月太りや寝正月を防ぐために、具体的にどのような食事を意識すれば良いのでしょうか。
今日からできる3つのポイントをまとめました。
1. 「卵・肉・魚」から箸をつける
一口目は野菜やお餅ではなく、タンパク質から。
これにより、消化管ホルモンである「GLP-1」が分泌され、胃の動きを緩やかにし、
後から入ってくる糖質の吸収を抑えてくれます。
おせち料理なら、「エビ」「焼き魚(ブリや鯛)」「かまぼこ」「お肉」から手を伸ばしてみてください。
2. 手のひら1枚分のタンパク質を毎食
1食あたりの目安は、自分の手のひら(指を含まない)の大きさと厚み分です。
痩せ型の方や、胃腸がお疲れの方は一度にたくさん食べられないことが多いため、
小分けにしてでも「毎食」欠かさないことが重要です。
3. ボーンブロスやプロテインの活用
消化力が落ちている時は、お肉を食べるのが辛いこともありますよね。
そんな時はボーンブロス(骨だしスープ)や、無添加のプロテインを活用して
胃腸に負担をかけずに栄養を補いましょう。
根拠となるエビデンス
「ベジファースト(野菜が先)ではなく、タンパク質を先に摂る」ことの有効性は、
多くの研究で証明されています。
例えば、「Meal sequencing(食事の順序)」に関する研究(※1)では、
炭水化物の前にタンパク質と野菜を摂取することで、
食後の血糖値上昇とインスリン分泌が劇的に抑えられることが示されています。
また、タンパク質不足が睡眠の質を低下させるという研究(※2)もあります。
タンパク質から摂取するアミノ酸(トリプトファンなど)が、
睡眠ホルモンであるメラトニンの材料になるため、メンタルや睡眠の安定にも直結するのです。
※1: https://diabetesjournals.org/care/article/38/7/e98/30914/Food-Order-Has-a-Significant-Impact-on
※2: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0002916522065625?via%3Dihub
セラピストの私が実感
「睡眠とタンパク質」の相乗効果
実は、私自身もかつては体調の波に悩まされていました。
セラピストとして活動する中で、ついつい自身のケアを後回しにしていた時期もあります。
現在の私が、大きなアップダウンなく安定して過ごせているのは、
「タンパク質の摂取」と「睡眠の優先」をセットで行ったからです。
「痩せたい」「体型を維持したい」という思いがあると、どうしても食事制限や運動量に目が行きがちです。
しかし、私が行き着いた結論は逆でした。
まずは睡眠を優先する睡眠不足は食欲を増進させ、血糖値を乱す原因になります。
睡眠の質を上げるためにタンパク質を摂る脳と体の修復材料(タンパク質)が足りて初めて、深い眠りが得られます。
ダイエットのために睡眠を削るのではなく、
「質の高い睡眠をとるために、必要な栄養(タンパク質)を満たす」。
この順番に変えてから、睡眠時間もしっかり確保できるようになり、
結果として体調の大きな波が本当に消えていきました。
枯れない、しなやかな美しさを
「野菜から食べなきゃ」という言葉に縛られて、大切な体の材料を後回しにしていませんか?
もしあなたが、お正月に原因不明の痛みや猛烈な眠気に襲われたなら、
それは体が「材料が足りないよ!」と叫んでいるサインかもしれません。
50代からの人生を謳歌するために。
お正月の食卓、最初の一口目を、ぜひ「タンパク質」に変えてみてください。
その一口が、数ヶ月後のあなたの筋肉を、そして健やかな2026年を作ります。
一年間、本当にお疲れ様でした。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
(※大晦日にも改めてご挨拶させていただきますね)
「お正月だから眠い」のではありません。そのダルさ、お餅による「血糖値スパイク」かもしれません。
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<年末年始スケジュール>
期間 | 日程 | 営業状況 |
年内最終営業日 | 12月29日(月) | 通常営業 |
年末年始休業 | 12月30日(火)〜1月3日(金) | 休業 |
年始営業スタート | 1月4日(土) | 10:00〜通常営業 |
年内は12月29日(月)まで営業いたします。
年明けは1月4日(土)からスタート。
1月6日、7日、8日は連休となりますのでご注意ください。
年末は毎年ご予約が混み合います。早めのご連絡をお待ちしております。

松山で27年。世界基準の技術を、優しい手当てに変えて。
1999年から続く〈tae aroma〉は、 頑張りすぎた大人の女性が、荷物を下ろして羽を休める場所です。
担当するのは、日本でも数少ない英国国際資格「ITEC」を持つセラピスト。
世界基準の技術と知識があるからこそ、 50代の繊細な体にも、深く、穏やかに寄り添うことができます。
会社員時代の経験や、大人バレエで培った感覚を生かし、 あなたの「言葉にできない辛さ」をオールハンドで丁寧に紐解きます。
どうぞ、少しの勇気を持って、身を預けにいらしてください。
ここは、あなたが本来の自分に戻るための、優しい隠れ家です。

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