36℃未満は危険信号
- tae Shirakata

- 6 分前
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ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

36℃未満は危険信号
「熱を作れない」体質が病気を招く。
その冷えとむくみを放置してはいけない理由
冬らしい寒さが続いていますね。
早朝、仕事へ向かう人たちの背中が丸まり、歩幅が狭くなっているのを見るたびに、私(セラピスト)は少し胸が痛みます。
というのも、多くの方が「身体がずっと冷たいまま」「むくみを抱えたまま」過ごしているように見えるからなんです。そして、その数が年々増えているように感じています。
病気がちだった私自身の「熱を作れない」身体
実は私自身、この「熱を作れない」身体に長年悩まされてきた一人です。
20代から30代の後半にかけて、私の平熱は常に35℃台前半でした。体温計で36℃の表示を見ることは、風邪でも引かない限りありませんでした。
当時、私は仕事に情熱を傾けるあまり、徹夜は当たり前、ストレスも半端ないという生活を送っていました。また、低体温だけでなく、血圧も非常に低いという体質でした。
「健康のために」と運動は好きで続けていましたし、食事にも気をつけていたつもりです。なのに努力しても、体温は上がらず、常に身体の冷えとむくみが取れない状態が続いていました。
「運動しているのに、食事に気をつけているのに、なぜ体温が上がらないのだろう?」
「体質だから、もう仕方ないのかも。」
当時の私は、この「熱を作れない」身体が、のちの深刻な不調を引き起こす危険信号であることに気づいていませんでした。
そんな私の身体に劇的な変化をもたらしてくれたのが、たった3種類の精油と、今日ご紹介するアプローチです。
この経験から、身体が「熱を作れない」状態は、単なる体質ではなく、根本的な身体の機能不全であると確信しています。
データが示す「熱を作れない」身体の現実
身体が冷たいままでいる、つまり「熱を作れない」状態は、単なる寒がりではありません。
熱を作れない=基礎代謝や血流・リンパの循環が低下しているサインであり、これが放置されると、むくみ(浮腫み)をはじめとする身体の不調だけでなく、心にまで影響を与えてしまいます。
日本人だけではない冷えの悩み
基礎代謝の低下は現代人全体に見られる傾向です。
特に日本人は、欧米諸国と比較して冷え性に悩む人が多いことが報告されています。
これは、食生活や生活習慣、さらには皮膚の厚さや筋肉量の違いが影響している可能性が指摘されています。
人種による皮膚の色の違いよりも、生活習慣や環境が代謝に与える影響のほうが大きいことが分かっています。
身体が熱を作れない原因の多くは、運動不足による筋肉量の減少と、ストレスや季節の変わり目による自律神経の乱れです。

なぜ「熱を作れない」と「むくみ」が生じるのか?
代謝や循環の低下が冷えとむくみを引き起こすメカニズムは非常にシンプルです。
1. 身体が熱を作れない理由
原因 | メカニズム |
基礎代謝の低下 | 筋肉量が減ると、最大の熱生産工場が停止し、体温が下がります。 |
自律神経の乱れ | 体温調節を担う自律神経のバランスが崩れ、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなります。 |
冷え性 | 手足や内臓が冷えることで血管が収縮し、熱を全身に運ぶ効率が悪化します。 |
2. むくみ(浮腫み)の発生プロセス
血液やリンパ液のポンプ役である筋肉や代謝活動が少ないと、血管から細胞間に出てきた余分な水分を回収できなくなります。
その結果、行き場を失った水分が溜まり重力や体質によって足や顔などにむくみとして現れるのです。
根本解決への鍵
精油マッサージの驚異的な有用性
根本的な体質改善には、「身体を温める食事」「ウォーキングなどの軽い運動」「湯船に浸かる習慣」といった日常的な対策が不可欠です。
それに加えて、私がお勧めしたいのが「精油を使ったお腹マッサージ」です。
精油のここが凄い!
精油の香りの分子は、鼻から吸い込まれた瞬間にわずか数秒で電気信号となり、感情や記憶を司る大脳辺縁系(脳)にダイレクトに届きます。
このスピードとダイレクトさが自律神経の調整に役立ち、瞬時にリラックスや体温上昇への働きかけを促せるのです。
正しい知識と使い方で、精油は安全で強力な味方になります。
精油は植物の持つパワフルな成分を凝縮したもの。
だからこそ、必ずキャリアオイルで希釈し、用法用量を守ることが重要です。
正しく使えば、人間の持つ自然治癒力や恒常性(ホメオスタシス)を力強くサポートする、心強い存在です。
なぜお腹のマッサージが効果的なのか?
お腹周りには、全身の循環を左右する大きな血管やリンパ管、そして自律神経の要所が集まっています。
血流促進:マッサージで温めることで、全身の循環が改善します。
内臓の活性化:腸や胃の動きを促し、代謝や消化機能をサポートします。
自律神経の調整:香りと温かい手のひらが副交感神経を優位にし、体温を上げる効果を促します。
50代からの女性に特にお勧め精油3選
ホルモンバランスが変化しやすい50代前後の女性には、特に体温を上げ心を支える精油のブレンドをおすすめします。
精油名 | 主な作用 | 期待できる効果 |
ジンジャー | 温熱作用、血行促進作用 | 身体の芯から温め、熱を作る力をサポートします。 |
クラリセージ | ホルモン様作用、鎮静作用 | 自律神経の乱れからくるイライラや冷えを和らげます。 |
ゼラニウム | 賦活作用、バランス調整作用 | むくみ解消をサポートし、心身のバランスを整えます。 |
※キャリアオイル10mlに対し、精油は合計2~4滴を目安に希釈してください。
自律神経を整える
お腹マッサージの手順(5~10分)
必要なもの
キャリアオイル(ホホバやスイートアーモンドなど)10ml
上記の精油
手順
手のひらで精油を混ぜたオイルを温めます。
おへそを中心に「の」の字を書くように、時計回りにゆっくりと円を描きながらマッサージを行います。
下腹部から脇腹へかけて、リンパに沿って軽く押し流すように手を動かします。
終了後は、そのままオイルを馴染ませて寝るか、ホットタオルで優しく拭き取ってください。
マッサージで期待される効果
体温アップ:お腹を温めることで、全身の代謝が高まりやすくなります。
むくみ軽減:血液とリンパの流れが促進され、余分な水分が排出されます。
リラックス:香りと手の温かさがストレスを軽減し、深い睡眠をサポートします。
自律神経とは?
自律神経は、私たちが意識しなくても体温、呼吸、発汗、内臓の動きなどを24時間自動でコントロールしている司令塔です。
神経の種類 | 主な役割 | 働きやすい時間帯 | 身体の状態 |
交感神経 | アクセル(活動・緊張) | 昼間・活動時 | 血管収縮、心拍増加 |
副交感神経 | ブレーキ(休息・リラックス) | 夜間・リラックス時 | 血管拡張、心拍減少 |
寒暖差の大きい季節の変わり目やストレス下では、この2つのバランスが崩れ、「体温が上がらない」「むくみがとれない」といった不調が現れやすくなります。
あなたの「熱を作れない」状態
根本から変えてみませんか?
冷えやむくみは、単なる体質ではありません。身体からのSOSです。
精油を用いたお腹マッサージは、この冷えとむくみを根本的に改善し、身体が本来持つ「熱を作り出す力」を取り戻すための有効なサポートとなります。就寝前など、リラックスできるタイミングでぜひ実践してみてください。
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tae aromaでは、あなたの体質に合わせたオーダーメイドの精油ブレンドと、深部にアプローチする専門的なトリートメントで、冷えとむくみのない温かい身体を取り戻すお手伝いをしています。
またこのメソッドを学び、本質的な体質改善をサポートできるセラピストになりたい方向けのスクールも開講しております。
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