身体は季節に遅れて反応する 内臓感覚という調律装置
- tae Shirakata
- 10 分前
- 読了時間: 3分
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身体は季節に遅れて反応する
内臓感覚という調律装置
「お腹の声を聞いていますか?」
梅雨が明けたとたん、空はまばゆく晴れ、湿度は一気に落ち着いて
「いよいよ夏本番!」という気分になりたいところなのに
身体の奥のほうが、どこかついてこない。。。
そんな感覚、ありませんか?
「なんだか食欲が湧かない」
「お腹がすいている感じもしなし、重い」
「冷たいものは欲しいけど、飲んだあとに内側から冷えを感じる」
これらはすべて、内臓感覚=お腹まわりが発している微細な信号かもしれません。
「お腹の声」は、理屈よりもずっと繊細
内臓感覚
内臓の動き、圧、温度、伸び縮みといった身体内部の状態を感知する感覚です。
「空腹」や「満腹」だけでなく、胸のつかえや、胃のもたれ、不思議な不安感なども、 実はこの内なる感覚から来ていることが多いのです。
梅雨から夏へと切り替わるいま、
気圧の変動・冷房の影響・冷飲食・睡眠リズムの乱れなどが重なる時期。
つまり、「外側の変化が、最初に内臓に響く」シーズンとも言えます。
お腹まわりが固い・冷たい・反応しないとき
お腹は“感情の受け皿”とも言われます。
ストレスを感じると消化が鈍くなったり、硬くなったり、膨張したりするのもその一つです。
とくに夏のはじまりは、冷たい飲食の影響に加え、自律神経の緊張が消化機能に影響しやすい時期でもあります。
こんな時は、「体の外」を整える前に、
「体の中」が何を感じているのかを、静かに観察する時間がとても大切になるのです。
眠る前に触れて感じてみて欲しい
- 胃や下腹部を手で触れて、硬さ・温度を感じてみる。
- 呼吸が浅くなっていないか、みぞおちのあたりで止まっていないか?
- 食べたあと、「満たされた感覚」があるか、それとも「詰まっている感覚」なのか。
ポイントは、『評価』ではなく、『観察』
「いい・悪い」ではなく、「いま、こう感じてるな」と気づくだけで十分です。
セラピストとして思うこと
施術の中でも、お腹に触れることで反応が出る方はとても多くいらっしゃいます。
触れられた瞬間に「ふう…」と息が抜けたり、緊張がほどけたり、 「あ、お腹ってこんなに疲れてたんだ…」と気づかれることもあります。
だから私は、香りや手技だけでなく、「触れる前の静かな観察」が最大のケアになる_とも思っています。
今日のまとめ
「内なる季節の声」に耳をすませる夏へ
身体は季節に遅れて反応する 内臓感覚という調律装置
梅雨が明けて、季節はたしかに前へ進みました。
けれど「体の中の季節は、それよりもほんの少し遅れて巡っている」ことがあります。
お腹が重いとき、食欲が定まらないとき、
それは「いま切り替えてるから、ちょっと待ってね」という体からのサインかもしれません。
そんなとき、体の中をジャッジせず、ただ静かに触れて、確かめる。
それだけで、内臓感覚という『体の知性』が、また少し目覚めてくるのだと思います。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
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