夏至 太陽と香りと湯のめぐみ
- tae Shirakata
- 6月21日
- 読了時間: 4分
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「うけい」(誓約、宇気比)とは、神に誓いを立て、その結果によって吉凶を占う行為、またはその占いのこと。
特に、日本神話においては、天照大神と須佐之男命の間で行われた誓約が有名です。
夏至 太陽と香りと湯のめぐみ
今日は夏至。
一年で最も昼が長く、太陽が高く昇る日。
11時42分、その陽射しは真上から大地を照らし、皇居にまっすぐ降り注ぐ。
この瞬間、天と地は一直線に結ばれる。
この特別な日に、自分の願いを言葉にして宣言する「うけい」という古の風習に倣い、
心の奥にある願いを書き出しました。
太陽の力が最も満ちるこの日に、自分自身と誓いを交わすこと。
この誓約のことを「うけい」といいます。
自然と共に生きる、静かな祈りのようだと感じます。
日本では、夏至に特有の全国的な行事は少ないものの、地域ごとに美しい風習が残っています。
三重県の二見興玉神社では、夏至の早朝、夫婦岩の間から昇る朝日を浴びながら禊(みそぎ)が行われます。太陽のエネルギーを全身で受け取り、心身を清めるその姿は、自然と一体になる儀式です。
京都ではこの時期に「水無月(みなづき)」という和菓子を食べる風習があります。三角形の形は氷を表し、暑気払いの意味が込められているのだとか。
こうした日本の風習に触れると、季節の移ろいを丁寧に感じ取っていた昔の人々の感性に、心が静かに揺さぶられます。
スウェーデンでは「ミッドサマー」と呼ばれる夏至祭が盛大に行われ、花冠をかぶって踊り、白夜の中で自然を祝います。
どの国でも、太陽の力が最も強まるこの日を、特別な節目として大切にしているのですね。
そしてこの日を境に、昼の時間は少しずつ短くなっていきます。
陽はまだ強くても、季節はわずかずつ秋の気配を帯びはじめます。
旧暦で7月が秋にあたるというのも、自然のリズムに寄り添った暮らしの証なのでしょう。
陽射しのようにまっすぐ明るく、自分と向き合って生きていけますように。
太陽と香りと湯のめぐみ
香りとともに、肌をいたわるバスソルトレシピのご紹介。
夏至の夜、香りとともにお湯に身をゆだねる時間、心と身体を整える大切な時間にしてください。
今回は、敏感肌にもやさしいバスソルトのレシピをご紹介します。
〈夏至のバスソルト・レシピ〉 1回分(約200Lの浴槽用)
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)…大さじ3 → 肌にやさしく、筋肉の緊張を和らげる。
重曹(食用グレード)…大さじ1 → 皮膚を柔らかくし、穏やかな洗浄作用。
天然精油(以下から1~2種)…合計3~6滴
- ジャスミン(心を開く) - サンダルウッド(静けさと霊性) - ベルガモット(明るさと浄化) - クロモジ(日本の森の癒し)
作り方
ボウルにエプソムソルトと重曹を入れてよく混ぜる。
精油を加え、さらによく混ぜる。
湯船に入れて、よくかき混ぜてから入浴。
注意点
精油は肌に直接触れないよう、必ず塩に混ぜてから使用してください。
妊娠中や持病のある方は、使用前に医師に相談を。
使用後は浴槽を軽く洗い流すと安心です。
一年で最も太陽が高く昇る「夏至」の日に、自分自身と向き合い、香りと湯のめぐみで心身をととのえる。“うけい”という誓いの風習や精油、肌にやさしいバスソルトのレシピもご紹介しました。夏至 太陽と香りと湯のめぐみが導く、あなただけの夏至を楽しんでください。
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