なぜ呼吸が重要なのか? 胸式呼吸と腹式呼吸【2025/5/19】
- tae Shirakata
- 5月19日
- 読了時間: 3分
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なぜ呼吸が重要なのか?
心身の安定
深い呼吸は自律神経のバランスを整え、ストレス軽減や集中力向上に役立ちます。
エネルギー効率の向上
正しい呼吸は酸素の供給効率を高め、疲労を軽減。持久力の源になります。
身体感覚の向上(ボディ・アウェアネス)
自分の呼吸に意識を向けることで、体の緊張や変化に気づきやすくなります。これはセルフケアの第一歩にもなります。
◆ 胸式呼吸(Chest Breathing)
▸ 方法
楽な姿勢で仰向けに寝る。肩の力を抜き、肩甲骨を下げ、胸を軽く開く。
肋骨を広げるイメージで息を吸い、肩が上がらないよう注意。
鼻または口から、胸の上部(肺の上部)に空気を入れるように吸う。
肋骨を内側に引き締めるようにして息を吐く。
肋骨に手を添えて、胸郭の動きを確認する。
▸ 効果
交感神経の活性化:集中力や覚醒度が高まる。
肺活量の向上:意識的に上部肺を使うことで呼吸機能の改善が期待される。
体幹の安定:ピラティスなどで行う「ラテラル胸式呼吸」は、腹横筋などのインナーマッスルを刺激し、安定した動作をサポートする。
▸ 関連論文
イメージ教示による呼吸法が気分の変容に及ぼす影響
→ 胸式呼吸が抑うつ感の軽減に有効であることが示唆されています。参考:九州大学リポジトリ
手術前の胸式呼吸訓練と呼吸機能の改善
→ 胸郭の可動域と換気量が増加し、呼吸機能の改善に寄与する可能性が示されています。
◆ 腹式呼吸(Diaphragmatic Breathing)
▸ 方法
楽な姿勢で仰向けになり、肩の力を抜いてリラックス。
横隔膜を下げるイメージで鼻から息を吸い、お腹をふくらませる。(下腹部)
お腹をへこませながら、時間をかけてゆっくり息を吐く。胸は動かさない。
▸ 効果
副交感神経の活性化:心拍数の安定、ストレス軽減、深いリラクセーションを促進。
酸素供給の向上:横隔膜の積極的な動きにより呼吸効率が高まり、酸素供給が全身に行き渡る。
内臓へのマッサージ効果:横隔膜の上下運動により、消化器官の血流が促進される。
体幹の安定:腹横筋の活性化により、姿勢保持に必要な体幹の強化に貢献。
▸ 関係論文
腹式呼吸が大学生の抑うつ状態に与える影響
→ 抑うつ症状の改善と、呼吸法習得による達成感が心理的安定をもたらす可能性が報告されています。参考:関西学院大学リポジトリ
腹式呼吸と自律神経機能の関係
→ 腹式呼吸が副交感神経を優位に導くことが示されており、リラクセーション効果の生理的根拠となっています。参考:CiNii Reserchi
腹式呼吸の即時効果に関する研究
→ 慢性呼吸不全患者を対象にした研究で、呼吸効率の改善が確認されています。 参考:川崎医療学会誌
今日のまとめ
呼吸は生きるために欠かせない行為。でも、なぜ呼吸が重要なのか?
実はこの“あたりまえ”の呼吸こそが、心と体を整える鍵。浅く速い呼吸は緊張を招き、深くゆったりした呼吸は気持ちを落ち着け、体の巡りも整えてくれます。
朝は胸を広げる胸式呼吸でスッキリ目覚め、夜はお腹を使う腹式呼吸で深くリラックス。
毎日たった1分でも呼吸に意識を向けるだけで、心身にやさしい変化が生まれます。朝と夜の小さな習慣に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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