零陵香、妊娠を阻む策略と香り
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写真は永平寺さんのHPからお借りしています。
日本の曹洞宗の大本山永平寺さんのお線香は零陵香の香りで有名です。
母と永平寺さんを訪ねた折には、お寺の雰囲気に圧倒されてしまい漂う香りのことまで思いが及びませんでした。
永平寺さんにお詣りして以来、曹洞宗なこともあって仏前では零陵香を焚くことが多くなりました。
零陵香(れいりょうこう)
マメ科の一年草でヨーロッパ中部・南部が原産。
高さが30cm~60cmの植物で、葉は広披針(こうひしん)または、卵円形(らんえんけい)の三小葉(さんしょうよう)。
乾燥させて、チーズやパンの香りづけに用いるそうです。
(画像は、A+医学百科からお借りしています)
この零陵香の種子を粉末にしたものを「フェヌグリーク」と言い、スパイスとして使われていて、実は日本人にも香り馴染みがあるのです。
その香りは甘く強いため、他の香りと一緒にすると全てに香りが移ってしまうほどだそうです。
フェヌグリークのスパイスとしての作用
催乳作用(母乳の分泌を促す)
子宮刺激作用
血糖値降下作用
緩下作用(下剤)
滋養強壮作用
代謝調節作用
粘滑作用
さて私、数年前に清朝後宮ドラマにはまり、劇中この零陵香の香りが頻繁に出てきて興味津々でした。側室どうしの間で、妊娠を阻む策略には必ず零陵香が登場しどんな香りなのか知りたくてたまりませんでした。こんなに身近な香りとは思いもしませんでした。
零陵香やその種子の粉末フェヌグリークの作用を見ると、子宮への刺激が大変強く、子宮収縮を強くし、母乳の分泌を促し、お腹をくだしてしまう作用などがあり、流産の危険性が大きな香りであることが解ります。
昔のお寺は女人禁制でしたから、このような香りを用いても支障がなかったのですね、きっと。
サロンに小さな火鉢を置いてあります。なるだけ火を使わないようにしていますが、時々お線香やお香を焚いて気分転換をしています。
精油の香りも好きなのですが、お香やお線香の香りにも魅せられます。
お香やお線香:主に木や木の実、蕾、葉や茎そのものを原料として作られているので、精油の香りとは質が異なります。
「香りと瞑想、丹田」のワークショップの際にも、香りを比べてみるのもいいかもしれない、と思った本日です。
精油の香りとオイルの効果効能
+
肌に触れるタッチングを用いることで
女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
深い呼吸をえられ
血の巡りが良くなり
副交感神経の働きを優位にさせ
姿勢が整い
しっとり弾力のある肌へ導く
健康と美容にアプローチするアロママッサージ施術です。
食事やエクササイズなどの生活習慣を少し見直すことで、体も心も元気で綺麗で過ごして頂けるようお手伝いする、女性の幸せのためのホリスティックなサロンです。
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