資生堂のボディパウダーと祖母の香りの記憶
- tae Shirakata

- 9月15日
- 読了時間: 4分
セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

資生堂のボディパウダーと祖母の香りの記憶
敬老の日に思い出す、香りがつなぐ世代のぬくもり
洋服ダンスを開けた瞬間、ふわっと漂う懐かしい香りに胸がいっぱいになることはありませんか?
それは石鹸の匂いかもしれないし、昔の化粧品の香りかもしれません。
私にとって、その記憶の香りは 資生堂のボディパウダー でした。
湯上がりの肌に、白いパフでそっとはたいていた祖母の姿。 ほんのり甘く、上品で、でもどこか安心できる香り。 その香りに包まれると、私は「ばあちゃんのぬくもり」を思い出します。
今日は敬老の日。
香りがつなぐ世代の記憶について、そして現代に生かせる香りの活用法についてブログにしてみたいと思います。
香りと記憶の不思議な関係
香りが記憶を呼び起こす理由は、脳の仕組みにあります。
嗅覚は他の感覚と違い、大脳辺縁系の「扁桃体」や「海馬」にダイレクトに届くため、感情や記憶と深く結びついています。。
なので、香りを嗅いだ瞬間に昔の情景が鮮やかによみがえったりするのです。「プルースト効果」と呼ばれるこの現象は、誰にでも起こり得ます。
資生堂のボディパウダーに触れたとき、私の中で祖母の笑顔や優しい声、そして「だんだんよ」という言葉まで一気に蘇りました。
資生堂のボディパウダーと昭和の女性たち
昭和30〜40年代、日本の女性にとって「湯上がりに香りをまとうこと」は美意識の象徴だったのです。資生堂のボディパウダーは、肌をさらさらに整えるだけでなく、清潔感や上品さを演出するアイテムとして愛用されていました。
祖母はお風呂上がりに、首元や背中にやさしくパウダーをのせていました。それは香水ほど強くはなく、でも確かにその人を思い出させる“香りの名刺”のような存在です。
今振り返ると、サロンで私が精油を選ぶときの感覚も、この祖母の影響を受けているのだと思います。香りはただの匂いではなく、人と人をつなぎ、心に残るものだからです。
敬老の日に贈りたい「香りのギフト」
敬老の日の贈り物というと、お花や食べ物を選びがちですが、香りを贈るのもおすすめです。
なぜなら、香りは「使えばなくなる消耗品」ではなく、「思い出と共に心に残る体験」になるからです。
資生堂のボディパウダーの香りをイメージしたアロマブレンドもできます。
ローズ … 上品さと女性らしさ
ベンゾイン … バニラのような甘さの安心感
イランイラン … 華やかさと深み
サンダルウッド … 落ち着きと品格
10mlのキャリアオイルに、ローズ1滴、ベンゾイン2滴、イランイラン1滴、サンダルウッド1滴。これだけで、昭和の香り漂う湯上がりのぬくもりが再現できます。
ロールオンアロマにして持ち歩いたり、ルームスプレーにして部屋に香らせたり、使い方はさまざまです。この香り、祖母の優しい笑顔がそばにいるような安心感を得られます。
香りの記憶を綴ってみませんか?
ここで、読者の皆さんに尋ねてみたいと思います。
あなたの『記憶の香り』は何ですか?
畳の匂い、蚊取り線香、石鹸、香水。きっと誰にでも「香りで思い出す誰か」がいるはずです。
ぜひ、コメントやメッセージで教えてください。それを読むことで、また別の誰かの記憶が呼び起こされ、香りの物語がつながっていくかもしれません。
結びに
「資生堂のボディパウダーが、ばあちゃんの香りだった」 この言葉には、私の人生の一部が詰まっています。
今日は、資生堂のボディパウダーと祖母の香りの記憶、香りは、世代を超えて心をつなぐ贈り物というブログをお伝えしました。言葉にしにくい感謝を「香り」で届けてみませんか?
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
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