「癒し」という言葉が、少しずつ馴染んできた、、その理由
- tae Shirakata

- 9月26日
- 読了時間: 4分
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心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

「癒し」という言葉が、少しずつ馴染んできた、、その理由
セラピストとして26年。
この仕事に携わってきた私ですが、実は昔、「癒し」という言葉があまり好きではありませんでした。
なんだか胡散臭い。 現実味がない。 言葉だけが先行していて、何か空虚な響きがある__そんな印象を持っていたのです。
でも、長くこの仕事を続けてきて、たくさんの方と出会い、触れ、香りを選び、時間を共にする中で、 「癒し」という言葉に対する抵抗が、少しずつほどけてきました。
「癒し」 ただの言葉ではなかった
お客様が施術後にふと漏らす「楽になった」「呼吸が深くなった」「涙が出そうになった」__そんな言葉のひとつひとつが、私の中で「癒し」の意味を変えていきました。
それは、理屈ではなく、体感。
香り、手のぬくもりが、心身に響いていく時間。
その場に立ち会うたびに、「癒し」は空虚な言葉ではなく、確かにそこにあるものだと感じるようになったのです。
「癒し」の語源__healとhealth
英語の「heal(癒す)」は、「health(健康)」と語源を同じくしています。
どちらも古英語の hælan(全体性を取り戻す)に由来し、「傷を癒す」「元の状態に戻す」という意味を持っています。
「癒し」とは、単に気持ちを楽にすることではなく、 人が本来持っている「健やかさ」や「調和」を取り戻すこと。
それは、精油の香りや、手の温もり、静かな時間の中で、少しずつ起こる変化なのかもしれません。
私にとっての「癒し」
私が提供する癒しは、 精油の香りと、人の手の感触を通して、心身に何かが響くような時間です。
香りは、嗅覚を通じて脳に届き、感情や記憶に働きかけます。
手のぬくもりは、皮膚の奥にある「安心の神経」に触れ、心を静めます。
この二つが重なったとき、 「自分の中に戻ってきたような感覚」 「何かがほどけていくような感覚」 そんな体験が生まれることがあります。
それが、私にとっての「癒し」です。
「心身に何かが響くような時間」とは
それは、施術の途中、ふと呼吸が深くなった瞬間かもしれません。
それまで浅く速かった息が、ゆっくりと胸の奥まで届くようになり、 「こんなに呼吸できていなかったんだ」と気づくとき__。
それは、精油の香りが、遠い記憶を呼び起こす瞬間かもしれません。
幼い頃に感じた安心感、誰かに抱きしめられたような感覚が、 香りとともに静かに蘇ってくる。
それは、手のぬくもりに触れたとき、
「自分はここにいていいんだ」と、 言葉にならない安心感が胸に広がる瞬間かもしれません。
それは、涙が自然にこぼれる瞬間かもしれません。
何かがほどけて、何かが戻ってくる。 その涙は、悲しみではなく、解放のしるし__。
それは、施術後に鏡を見たとき、 表情が柔らかくなっている自分に気づく瞬間かもしれません。
「こんな顔、久しぶり」と、少し笑ってしまうような__。
「癒し」は、誰かのためだけではなく、自分のためにも
セラピストという仕事は、誰かのために手を差し伸べることが多いですが、 その中で、自分自身も癒されていることに気づく瞬間があります。
香りを選ぶとき。
手を添えるとき。
呼吸を合わせるとき。
そのすべてが、私自身の心にも響いているのです。
「癒し」は一方通行ではなく、 「響き合い」なのだと思います。
言葉を超えて、伝わるもの
「癒し」という言葉に抵抗があった私が、今こうしてその言葉を使っている。
それは、言葉の奥にある「体験」や「実感」が、少しずつ積み重なってきたからです。
もし、今このブログを読んでくださっている方が、 「癒しって何だろう?」と感じているなら__それは、私の手と香りが、そっと答えてくれるかも_しれません。
言葉では伝えきれないものが、香りと手の中には、確かにあるのです。
「癒し」という言葉が、少しずつ馴染んできた、、その理由について感じたこと。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
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