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清潔と香りでかなえる深い眠り

セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」

心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」




清潔と香りでかなえる深い眠り

 アロマテラピーで寝具ケア



ベッドシーツや枕には、汗や古い角質、食べかすなどを餌とする細菌や真菌、カビ、ダニが何百万単位で蓄積しやすいと言われています。

このような環境は微生物の増殖にとって理想的であり、アレルギーや喘息、さらには感染症の原因になることもあります。


特にアスペルギルス・フミガタスなどの一部の真菌は、呼吸器系に問題を抱えている人にとって有害となる可能性があります。

  • 研究によると、枕カバーを1週間洗濯しないと、トイレの便座よりも多くの細菌が付着することがあると報告されています。そのため、専門家はシーツを週に1回洗濯し、枕は2年に1回交換することを推奨しています。

  • 喘息などの症状がある人は、枕を3〜6ヶ月ごとに交換することが望ましいとされています。

  • さらに、シーツにアイロンをかけることも、蓄積する微生物の量を減らすのに役立ちます。


寝具まわりを清潔に保つことは健康のためにとても重要で、特に呼吸器系疾患のある人や免疫力が低下している人にとっては欠かせません。




寝具に潜む微生物とその健康リスク

1. 細菌・真菌の繁殖環境

寝具は高温多湿になりやすく、微生物にとって理想的な繁殖環境です。

特に綿素材の枕やシーツは吸湿性が高く、菌の温床になりやすいことが知られています。


 医学的には、以下のような微生物が寝具から検出されることがあります。

  • 黄色ブドウ球菌

  • アスペルギルス・フミガータス

  • ダニ

  • カンジダ属の真菌

これらは、アレルギー性鼻炎、喘息、皮膚炎、さらには呼吸器感染症の原因となる可能性があります。


2. 呼吸器疾患との関連

特に注意すべきは、アスペルギルス・フミガタスという真菌です。

  • これは空気中に浮遊しやすく、免疫力が低下している人や喘息患者にとっては非常に危険です。

  • 厚生労働省の研究報告(2020年度)では、寝具の熱湿気性状が微生物の繁殖に大きく影響することが示されており、感染症対策として寝具の衛生管理が重要であるとされています。




清潔に保つための具体的対策

1. 洗濯頻度と交換目安

  • シーツ・枕カバー:週に1回以上の洗濯が推奨

  • 枕本体:2年に1回の交換が理想

  • 喘息やアレルギーがある人:3〜6ヶ月ごとの交換が望ましい。


2. アイロンがけの効果

  • 高温処理によって、細菌や真菌の不活化が期待できます。

  • 特に梅雨時期や湿度の高い季節には、アイロンがけが有効な対策となります。


3. 消毒・除菌スプレーの活用

  • 日本環境感染学会誌(JSEI)では、エタノールによる清拭と噴霧が寝具上の微生物を有意に減少させることが確認されています。

  • 市販の除菌スプレーも一定の効果があると考えられます。




アロマテラピーを使った「香りの衛生ケア」

洗濯や交換といった物理的なケアに加えて、精油の力を取り入れることで寝具の清潔をさらにサポートできます。

  • 精油には抗菌・抗真菌作用が認められているものがあり、寝具にスプレーしたり洗濯のすすぎに加えたりすることで、微生物の繁殖を抑える効果が期待されます。


抗菌・抗真菌作用をもつ代表的な精油 5選

  1. ティーツリー精油

    • 強力な抗菌・抗真菌作用。

    • 黄色ブドウ球菌やカンジダ属真菌に有効。

  2. ラベンダー精油

    • 抗菌・抗真菌作用に加え、睡眠の質改善に役立つ。

    • カンジダ菌やアスペルギルス属を抑制する。

  3. ユーカリ精油

    • 呼吸器系に良好な作用+抗菌効果。

    • 大腸菌や黄色ブドウ球菌に有効。

  4. レモングラス精油

    • 爽やかな香りと強い抗真菌作用。

    • アスペルギルスやカンジダ菌に有効。

  5. クローブ精油

    • 主成分のオイゲノールが強力な抗菌・抗真菌作用を発揮。

    • 寝具のカビ抑制に有用。


実践方法

  • 洗濯のすすぎに精油を1〜2滴加える。

  • 無水エタノール+精油+精製水で「寝具用アロマスプレー」を作り、シーツや枕に軽くスプレーする。

  • アイロン前にティーツリーやラベンダーを少量加えれば、除菌+リラックス効果を同時に得られます。




サロンのお客様の声

肌荒れの原因は「枕カバー」だった

サロンに来店されているあるお客様は「顔の炎症がなかなか治らない」と悩んでいらっしゃいました。

スキンケアを見直しても改善せず、肌に触れるものなど、詳しく探していくと、原因はなんと「枕カバー」でした。

週に1〜2回の洗濯を続けたところ、数週間で肌の赤みやかゆみが改善し「まさか寝具が原因だったとは」と驚かれていました。

ここにアロマスプレーなどを取り入れると、さらに清潔さをキープしやすくなるのです。




参考文献

  • ヨガジャーナルオンライン(2022)

  • 厚生労働科学研究報告書(2020年度)

  • 日本環境感染学会誌(JSEI)Vol.38 No.2

  • https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7730203/

  • https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ptr.1103

  • https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22742534/

  • https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6442749/

  • https://www.researchgate.net/publication/265343299_Clove_Syzygium_aromaticum_A_precious_spice




寝具の衛生は「健康への投資」

寝具は毎日使うものだからこそ、清潔に保つことが健康維持の鍵です。洗濯や交換といった基本的なケアに、アロマテラピーを組み合わせることで「清潔+快眠+リラクセーション」の相乗効果が得られます。

「枕カバーは便座より汚い!?」という衝撃的な表現はインパクトがありますが、私たちの生活習慣を見直すきっかけになるはずです。 今日から、あなたの寝具ケアにアロマの力をプラスしてみませんか?

今日のブログでは、清潔と香りでかなえる深い眠り アロマテラピーで寝具ケアについてお伝えしました。




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