昭和の映画館の記憶と、母世代の心と身体に寄り添うアロマケア
- tae Shirakata

- 9月21日
- 読了時間: 4分
セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」

昭和の映画館の記憶と、母世代の心と身体に寄り添うアロマケア
今朝の施術では、80代半ばのお客様がご来店くださいました。年に数回お越しくださる方で、今回は久しぶりの再会となりました。施術中には、戦後の松山市の映画館の話に花が咲きました。
「中学生の頃、学校行事で皆で映画館に行ってね。洋画だったの。タイトルは忘れちゃったけど、恋愛映画でキスシーンがあって、皆でキャーキャー騒いだのよ。」
その笑顔と語り口に、私も思わずほっこりしました。記憶の中の情景が鮮やかに蘇っているようで、香りと会話が心をほどいていく時間でした。
さっそく、施術を終えてのランチタイムに、いただいた情報をもとに検索してみると、「タイガー劇場」なる映画館の存在を知りました。戦後の松山には、銀座劇場や松山東映など、多くの映画館が立ち並び、人々の暮らしの中に映画が息づいていたことがわかります。
さてこのお客様、今年は怪我が重なり、思うように動けない時期もあったそうですが、本日お会いしたときは、以前と変わらぬ穏やかな表情と語り口に、私自身もとても安心しました。
私も同じように年齢を重ねています。だから、こうしてまた元気なお顔を見られることが、何よりの励みになります。
シニア世代のためのアロマケア 40分の意味
tae aromaでは「69歳からのシニアのアロマテラピーマッサージ」を提供しています。
施術時間は40分、短く感じるかもしれませんが、精油の力と的確な部位へのアプローチにより、心身への効果は十分に得られます。
精油は香りによるリラックス効果だけでなく、皮膚からの浸透によって血流や筋肉、免疫系にも働きかけます。特にご高齢の方にとっては、香りが記憶や感情に作用し、安心感や前向きな気持ちを引き出す力があります。
施術前には、必ずカウンセリングの時間を設けています。身体の状態だけでなく、最近の生活や気持ちの変化を伺うことで、精油の選定や施術部位を個別に調整しています。
この時間は、単なる準備ではなく、心のケアの始まりでもあります。今日のお客様のように、昔の思い出を語ってくださる方もいれば、最近の不安や悩みをそっと打ち明けてくださる方もいらっしゃいます。

40代の私たちができること
このブログを読んでくださっている方の中には、40代でお仕事や子育てに忙しくされている方も多いと思います。そんな日々の中で、ふと「最近、母の元気がないな」「父の足取りが不安定になってきたな」と感じることはありませんか?
私たち自身も、年齢とともに身体や心の変化を感じ始める世代です。だからこそ、親世代のケアを通じて、自分自身の未来にも目を向けるきっかけになるのではないかと思います。
「アロマテラピーって、贅沢なもの」「若い人向けのもの」と思われがちですが、実はシニア世代こそ、その恩恵を受けていただきたいと私は考えています。
施術後の「気持ちよかった」「また来たい」という言葉は、香りと触れるケアがもたらす安心感の証なのです。
香りがつなぐ、記憶と未来
昭和の映画館の記憶、戦後の松山の風景、そして今を生きる力強さ。すべてが繋がって、サロンの空間を豊かにしてくれています。
もし、最近ちょっと元気がないな…と感じるご家族がいたら、まずは“話す時間”を持ってみてください。その先に、香りや触れるケアが必要になったとき、私たちのような場があることを思い出していただけたら嬉しいです。
そして、私たち自身も「自分を整える時間」を忘れずに。香りは、記憶を呼び起こし、未来への力を育ててくれるものです。
今日のブログは、昭和の映画館の記憶と、母世代の心と身体に寄り添うアロマケア。
年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている
忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない
自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう
深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい
血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい
時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている
信頼できるプロに、自分のケアをゆだねたい
taearomaは、そんなあなたのための
医学的・ホリスティックな視点に基づいたメニュー構成のアロマテラピー・トリートメント専門店です。

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