知らなかった世界が、ひと口で広がった。スリランカの伝統茶“サマハン”
- tae Shirakata
- 2 分前
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知らなかった世界が、ひと口で広がった。
スリランカの伝統茶“サマハン”
昨日、バレエのお仲間から「サマハン」というお茶をいただきました。小さな個包装の袋に入ったそのお茶は、スリランカ産。お湯に溶かすと、スパイスの香りがふわりと立ち上がり、まるで異国の空気が部屋に広がるような感覚に包まれました。
普段はハーブティーや紅茶などを気分に合わせて茶葉で楽しんでいます。このサマハンはパウダー状で、見た目も味もこれまでの「お茶」のイメージとはまったく違っていて、とても新鮮な出会いでした。
サマハンとは?スリランカの伝統が詰まったスパイスティー
サマハンは、スリランカの製薬会社「Link Natural社」が製造するスパイスティーで、約5000年の歴史を持つ伝統医学「アーユルヴェーダ」の知恵に基づいて作られています。
現地では、風邪の引き始めや冷え、喉の不調などに対して家庭で常備されているほど、日常的に親しまれている飲み物です。
このお茶には、14種類のハーブとスパイスがブレンドされており、ノンカフェインで保存料・着色料・香料なども不使用。
お湯にさっと溶ける顆粒タイプで、手軽に飲めるのも魅力です。
味はスパイシーで、ほんのり甘く、喉にピリッとくる刺激があり、身体の芯から温まるようです。
初耳な成分「アダトダ」
サマハンの成分表を見ていて、ひとつだけ聞いたことのない名前が目に留まりました。それが「アダトダ」です。
初めて耳にするこの植物が、どんな働きをするのか気になって調べてみました。
アダトダとは?
アダトダは、学名「Justicia adhatoda」、別名「ヴァサカ(Vasaka)」とも呼ばれる植物で、インドやスリランカなど南アジアに広く分布しています。
アーユルヴェーダでは、呼吸器系の不調に効果があるとされ、咳や喘息、気管支炎などの治療に用いられてきました。
葉には「バシシン」という成分が含まれており、これが去痰作用や気管支拡張作用を持つとされています。
つまり、呼吸を深くし、肺の働きを助けるハーブなのです。
また、アダトダにはリラックス効果もあるとされ、ストレスや緊張を和らげる働きも期待できます。
ビタミンやカロチンも含まれており、栄養面でも優れた植物です。
アダトダの効能まとめ
呼吸器系の不調(咳、喘息、気管支炎)の緩和
去痰作用・気管支拡張作用
リラックス効果・ストレス緩和
ビタミン・カロチンによる栄養補給
免疫力のサポート
これらの効能から、アダトダは「呼吸を整えるハーブ」として、サマハンの中でも重要な役割を担っていることがわかります。
サマハンを通じて広がる世界
このお茶との出会いは、私にとって「お茶」という枠を超えた、新しい扉を開いてくれました。
パウダー状であること、
スパイスの効いた味、
そして何より、アーユルヴェーダ.....という異文化の知恵に触れることができたのは、まさに贈り物以上の価値がありました。
バレエのお仲間が何気なく手渡してくれた一袋のサマハンが、私の好奇心を刺激し、アダトダという未知の植物に出会わせてくれたことに、心から感謝しています。
暮らしにスパイスを
日々の暮らしの中で、私たちはつい慣れたものに囲まれて安心しがちです。でも、時にはこうして異国の風を感じることで、心も身体も新しい刺激を受けることができます。
サマハンは、そんな「暮らしにスパイスを加える」存在。そしてアダトダは、呼吸を整え、心を落ち着けるハーブとして、私たちの内側に静かな力を与えてくれるように感じます。
知らなかった世界が、ひと口で広がった。スリランカの伝統茶“サマハン” これからも、こうした小さな出会いを大切にしながら、日々のケアや情報発信に活かしていきたいと思います。
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