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人工甘味料と認知機能低下

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何を食べるのか、選択の積み重ねが未来をつくる

人工甘味料と認知機能低下

選択の積み重ねが未来をつくる

先日、CNNのニュースを目にしました。内容は「人工甘味料と認知機能低下の関連」についてという記事。調べてみると、同様の内容を報じる複数の研究があり、その結果は決して無視できないものでした。

今日のブログでは、その研究の概要を紹介しながら、私たちが日々の「食」をどう見直すべきかを考えていきたいと思います。



人工甘味料と脳の老化

ブラジルの研究チームが医学誌「Neurology」に発表した調査によると、人工甘味料の摂取量が多い人は、そうでない人に比べて認知機能の低下が速い可能性があると示されました。

  • 対象者は1万2000人以上。

  • 8年間にわたる追跡調査という大規模なものです。

具体的には、人工甘味料を最も多く摂取するグループは、摂取量が最も少ないグループに比べて、認知機能の低下速度が62%速かったとのこと。

  • これは約1. 6年分の脳の老化に相当すると報告されています。

つまり「カロリーゼロだから安心!」と笑顔で飲んでいたその一本が、実は脳にとっては「ちゃっかり年齢をかさ増ししてくる飲み物」だったのかもしれません。



何が問題?

研究者たちは、人工甘味料(アスパルテーム、サッカリンなど)が脳にどのように影響しているのか、その正確なメカニズムはまだ解明されていないとしています。しかし、関連性は明確に示されています。

人工甘味料は血糖値を直接上げないため「糖尿病のリスク軽減になる」と信じて使われてきました。が、

  • 腸内細菌

  • 神経伝達物質に影響を及ぼし

長期的には脳の健康に悪影響をもたらす可能性があると考えられています。

一方で、飲料業界などは「この研究は因果関係を証明するものではない」と強調しています。

  • 確かに「人工甘味料=認知症の原因」とは言い切れません。でも、“火のない所に煙は立たぬ”というのは昔の人の知恵です。火事になってから「やっぱりね」と言っても遅いのです。



食品、飲み物に含まれている甘い成分は何?か確かめて!

食品の裏側を見てみよう

日本のスーパーやコンビニで売られている食品の裏面表示をチェックしてみると、「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムK」などの人工甘味料が入っている製品は少なくありません。ジュース、ゼリー、ガム、ヨーグルト、さらには「健康」をうたった食品にさえ含まれていることもあります。

「カロリーゼロ」「糖質オフ」という言葉は魅力的ですが、その代償として脳や体に長期的な負担をかけているのだとしたら、本末転倒です。むしろ砂糖を少量使った方が、まだ正直かもしれません。砂糖の袋には「私は糖です」と正直に書いてありますが、人工甘味料は“カロリーゼロの仮面”をかぶって登場してくるあたり、少しずる賢い感じさえします。



体と心は「食べたものでできている」

「私たちの体も心も、日々食べているもので作られている」これは古くからの真実です。食べ物は単に栄養を補給するだけでなく、心の安定や思考の柔軟さにも直結しています。

人工甘味料に頼った食生活は、一時的に「甘さを楽しみつつカロリーを抑える」便利さを与えてくれるかもしれません。しかし、数年後、数十年後に取り返しのつかない健康リスクを抱え込む可能性があるのだとしたら……その選択は本当に賢いと言えるでしょうか。



今できること

今回の研究は「たった8年」の追跡調査でした。それでも脳の老化が早まるという結果が出ているのです。人の一生を考えれば、8年は決して長くはありません。その短期間で「認知機能に差が出る」ほどの影響力を持つ人工甘味料は、やはり注意が必要です。

私たちができる第一歩は、食品の裏面表示をきちんと確認すること。人工甘味料が入っていないシンプルな食べ物を選ぶこと。そして「甘さ」を求めるなら、果物やハチミツなど、自然の恵みから得るようにしてみることです。バナナ一本で気分が上がるなら、その方がずっと健全です。



今日のまとめ 選択の積み重ねが未来をつくる

今回紹介した研究は「人工甘味料と脳の健康」という一見専門的な話題に見えるかもしれません。しかしこれは私たち一人ひとりの毎日の食事選択に直結しています。私たちの体も心も、未来の健康も、結局は「どんなものを口にしてきたか」の結果に過ぎません。

「カロリーゼロだから安心」ではなく、「未来の自分にありがとうと言われる選択」をしていきたいですね。今日の買い物かごに入れるその一品が、10年後の自分の笑顔や記憶力を守るかもしれません。

今日は、人工甘味料と認知機能低下についてお伝えしました。




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