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「癒し」という言葉の背景

セラピストLIFEを楽しくする「tae Therapist School」

心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン「tae Aromatherapy & Treatment」



サロンから見える松山城。秋晴れに映えるお城に癒されるセラピストです。

「癒し」という言葉の背景

taearomaが求めつづける、心身の「全体性の回復」

〜26年間の経験、あなたの中の「再生の力」の目覚めへ〜



心身のケアと「癒し」という言葉の捉え方

taearomaでは、アロマテラピーとボディワークを通じて、お客様の心身のケアに取り組んでいます。

その中で、私たちは「癒し」という言葉と、どのように向き合っているのでしょうか。


実は私自身、この言葉に対して、長らく少しだけ距離を置いてきました。

「癒し」という言葉が持つ、ふわっとした、どこか曖昧で表面的な、リラックスに留まるイメージを避けていたからです。


それでも、27年近くサロンを続けてきた今、その言葉への受け止め方が大きく変わりました。

それは、「癒し」の本質を知り、私自身の仕事の深層を理解したからです。




「癒し」の語源と、本質的な意味の広がり

私たちが使う「癒す」は、英語で "heal" です。

  • この言葉は古英語の hælan に由来し、"whole"(完全な・健全な) と同じ語源を持ちます。

  • また、"health"(健康) や "holy"(神聖な) も同じルーツから派生しています。


この語源が示すように、「癒し」とは、単なる身体的な回復だけではありません。

精神的・社会的・霊的な側面まで含む、「全体性の回復」を意味しています。


つまり「癒し」とは、一時的なリラックスや気分転換ではなく、人が本来の自分、健全な状態に戻っていくための、深い「再生のプロセス」なのです。




taearomaが「癒し」という言葉を積極的に使わない理由

taearomaで、「癒し」という言葉を積極的に使わないことには理由があります。

現代は、リラクセーションサロン、エステ、病院など、多くの場所で「癒し」が謳われています。

私たちはつい、ケアを他人任せにしてしまいがちです。


もちろん、誰かの手に委ねて心身を休める時間は非常に大切です。

ただ、その時間が「自分自身を忘れること」につながり、「誰かにやってもらうもの」として受け身になってしまうとしたら、それは本当の意味での「全体性の回復」には繋がりません。


taearomaが目指すのは、「お客様自身の治癒力、回復力」が目覚めることです。

香りや手技によって生まれる感覚は、言葉以上に深く、お客様の内側に働きかけると信じています。




自分自身を「慈しむ」ということ

定期的にご来店くださるお客様の多くは、忙しさの中で「どうしようもなくなる前に」心身のケアを選ばれています。

それは、ご自身が持っているエネルギーを枯渇させないための、自分自身を慈しむ行為なのです。


私たちは、日々の生活の中で、つい自分のことを後回しにしてしまいます。

家族のこと、仕事のこと、周囲との関係…。

気づけば、自分の感覚や気持ちを置き去りにしてしまっていることも少なくありません。


しかし、どんな時も、最期まで自分は自分なのです。

その感覚を忘れずにいること、自分にエネルギーを与える時間を確保することが、心身の健やかさに直結します。




癒しは「自分の中にある力」|原体験を経て辿りついた答え

私自身の話をさせてください。

私は10歳の頃から病院と長く付き合ってきました。痛みや不調、薬の副作用、動けなくなるほどの苦しみ…。


そんな中で出会ったアロマテラピーは、たった3種類の精油の香りが、私の身体と心に変化をもたらしてくれました。

母がふと口にした「この香り、なんだか身体が楽になる気がするね」という言葉。その一言が、私の感覚を深く揺さぶりました。


香りに包まれながら、少しずつ身体が変化していきました。「寒い」「痛い」と口にする回数が減っていったのです。その変化は、誰かに”してもらった”ものではなく、私自身が感じたものでした。


癒しとは、外から与えられるものではなく、自分の感覚が目覚め、自分の中にある力が動き出すこと。

これが、私が27年間サロンを続けている根源的な理由です。




セラピストである私の役割 | 再生の力のナビゲーター

私の役割は、「不調を取り除いて差しあげる」という、一方的で傲慢なものではありません。

そうではなく、お客様が持つ「この瞬間に最も必要としている精油」と、「その力の流れを妨げている場所」を見つけ出すこと。これらに全神経を集中させています。


私の手技と香りは、お客様自身の回復力が動き出すための「呼び水」であり、「整える力のナビゲーター」であると心得ています。


26年間の経験は、お客様の身体に触れた瞬間に、その方の生活の癖や、抱えている無意識の緊張、そして潜在的な生命力を肌越しに感じ取る力を養ってくれました。


この長年の経験から培われた感覚と、お一人おひとりに寄り添う姿勢こそが、taearomaが大切にする、言葉を超えた施術の深さです。




言葉よりも、感覚が語るもの

「癒し」という言葉に対する印象は人それぞれですが、その語源や本質を知ることで、「全体性の回復」という深く大きな意味を理解できます。

taearomaは、単なるリラクセーションを提供するサロンではありません。アロマテラピーとボディワークを通じて、お客様自身の「生命力のスイッチ」を再起動させ、心身の全体性を回復へと導くための、パーソナルな再生空間です。


あなたに必要なのは、誰かにすべてを委ねることではありません。

私たちがお手伝いするのは、「自分自身を慈しむ時間」を、あなた自身で選び取る最初の一歩です。


施術後、あなたの身体に起こる微細な変化、心がふと軽くなる感覚、そして夜ぐっすり眠れるようになった静かな安堵感。それらはすべて、あなた自身の力で得た、再生の証なのです。


自分自身を忘れないために。そして、自分を慈しむことが、誰かを大切にする力にもつながるように。

taearomaは、あなたの「全体性の回復」のプロセスに、真摯に寄り添い続けています。



taearomaでは、香りと手技を通じて、お客様の中にある「癒す力」に真摯に寄り添う施術を心がけています。

これからも、心身の健やかさを支える場として、皆様に安心してご利用いただけるよう努めてまいります。

「癒し」という言葉の背景、私の思うところをお伝えしました。




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  • 年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている

  • 忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない

  • 自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう

  • 深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい

  • 血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい

  • 時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている

  • 信頼できるプロに、自分のケアをゆだねたい


taearomaは、そんなあなたのための

医学的・ホリスティックな視点に基づいたメニュー構成のアロマテラピー・トリートメント専門店です。


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