7月も今日で終わり・・
女性の身体とリズムを整えるホリスティックなtaeAroma.
定休日に美容室に行って参りました。美容師さんが気を遣って下さって鏡の前に雑誌を数冊置いてくださいます。その中で気になった雑誌のサブタイトルに「丁寧に暮らすより、楽に暮らす」・・・という文言がありました。思わず???と思った天邪鬼な私です。
「丁寧」という言葉に愛着がありますので、言葉の意味を調べてみました。
「丁寧」ていねい(名・形動) 〔昔、中国で、軍中の警戒や注意の知らせのために用いられた楽器のことから〕
注意深く念入りであること。細かい点にまで注意の行き届いていること。また、そのさま。
動作や言葉遣いが、礼儀正しく、心がこもっている・こと(さま)。
何度も繰り返すこと。特に何度も忠告すること。
文法で、話し手が聞き手に対して直接に敬意を表現する言い方
・・・三省堂大辞林から
「寧」ねい・・・その意味には
1. 安らか。変わりがない 2. 安らかにする。静める 3. ねんごろ 4. 里帰りする 5. いずくんぞ。なんぞ(助字)
由来と成り立ち・・・もとは「寍」と書き、「心が落ち着く様子」を表現した。これに神様へのお供えに使う台「示」を省略した「丁」を組み合わせて、「安らか」の意味で使われるように。
「寧」は「安らか」という意味をもつ漢字です。これはもともと「寧」を「寍」と書いていたことに由来します。 「寍」は「宀」「心」「皿」に分解することで意味が見えてきます。「宀」は家の屋根、「心」は人の心、「皿」は料理を盛り付ける器を意味し、家の中で食べ物がある状態、つまり「安定して心が安らぐ」状態を表します。 これだけで現在の「寧」がもつ意味になりますが、ここに神様へのお供えをするための台「示」を省略した「丁」を組み合わせることで、「寧」は食べ物をお供えし神様へのお祈りをして「ほっと心が落ち着く」様子を表現しました。 ここから「変わりがない、無事である」「落ち着いている」「のんびりしている」「穏やか」などの意味が生まれ、総じて「安らか」という意味で使われるようになりました。
「楽」らく・・・その意味には
心身に苦しみがなく、(ゆったりして)安らかなこと。
苦労するまでもなく、たやすいこと。
名「千秋楽(せんしゅうらく)」の略。楽日(らくび)。
私の思うに、「丁寧」な方が、「楽」よりも大きな枠だと考えていたのですが、考え方の違いだけでしょうか?これこそ天邪鬼的な思考?
セラピストになってから、丁寧な施術はもちろんのこと、丁寧に生きようと思うようになりました。それが実行できているかはわかりませんが。(汗)
blogを書き記す際にも、言葉の意味を自分が理解できているか考えながら書くようになってきました。とりあえずな感覚で、日本で使われているカタカナ英語にも敏感になったりしています。出来るだけ正しい言葉遣いが出来る大人になりたいと思う今日です。
7月初旬には大きな災害があり、また猛暑が続いています。台風シーズンもこれからです。明日から8月ですが、落ち着いた8月となるように願っています。
ホリスティックなトリートメント施術のtaeAroma.
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