ピアノの音楽を聴いているだけで「情景」が浮かんだり「匂い」を感じたりする訳。
昨夜は、ピアノリサイタルが松山市民会館で開催されました。
ウラジーミル・トロップ氏
タチャーナ・ゼリクマン女史
お二人ともに1939年モスクワ生まれで79歳、ピアニストのご夫婦です。
午後七時から始まった演奏は、途中休憩20分をはさんで九時半まで続きました。
軽やかで柔軟なリズムの演奏に引き込まれていく感じがいたしました。プロフィール紹介の中に、「誠実さ、詩的な風情、色彩豊かな・・」と書いてありましたが、本当に情景が目に浮かぶようでした。
第2部では、水を打ったように静かな聴衆の上を、ピアノの音が優しく押し寄せる感じが致しました。
ピアノの音を聴いていると頭の中が軽くなり、まるでストレッチをしているような感覚に陥りました。それは心地良く、鼻の通りもすっきりとさせる清々しい感覚でした。

私たち人間は、聴覚野で音を感じています。(右図の紫色の部分が聴覚野)
鼓膜でとらえた空気の振動を
内耳の感覚細胞で神経信号に変換し
脳幹、間脳内でシナプスを換え
大脳皮質に向かって伝達される
🎵音楽を感じ取るために、とても複雑な働きを大脳は行っています。
🎵個々の音の情報は脳内でさまざまな方法で処理され、
音から
リズム
ハーモニー
メロディー
統合して「楽曲」と認識されるそうです。

音楽として感じ取るために大脳の色々な部分が働きます。
聴覚野の前には嗅覚野、
上には運動野や体性感覚野、
後ろには視覚野
音楽を聴いているだけでその「情景」が思い浮かんだり、「匂い」を感じたりする訳ですね。
大脳の働きって面白い!
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