変形性膝関節症にアロマの力を ホルモンバランスと運動をサポートする精油の力
- tae Shirakata
- 4月2日
- 読了時間: 6分
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変形性膝関節症にアロマの力を
ホルモンバランスと運動をサポートする精油の力
3月31日のYahooニュースの記事に「女性のアンチエイジング 閉経後のホルモン,,,」のことが書かれていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0235125aa56d2baf13609dca382d94faa1e13554?page=1


人の骨は、一生を通じて新しく作られ続けるために、古い骨を壊すという働きを繰り返しています。
骨を形成する「骨芽細胞」と、古い骨を壊す「破骨細胞」、これらはホルモンの影響を受けていて、特に女性は閉経前から骨に大きな変化が起こり始めます。
自分では気づきにくいものの、私たちの体を支え、形作ってくれる大切な骨。。最期まで丈夫に保ち、上手に付き合っていきたいですよね。
実際、日本の65歳以上の女性のうち、要介護の原因として「骨折・転倒」と「関節疾患」
これらは3人に1人を占めています。その背景には、骨粗しょう症や変形性膝関節症の罹患率の高さがあります。
動きの自由を奪われないために、今から自分でできることは何か――その方法について考えてみました。
精油が女性ホルモンをサポートし、変形性膝関節症に影響を与える可能性
1. 変形性膝関節症と女性ホルモンの関係
40歳以降、特に閉経後の女性はエストロゲンの減少により関節軟骨が弱くなり、炎症が進みやすくなる、ということが知られています。
エストロゲンには抗炎症作用があり、軟骨を保護する働きがある。
閉経後はエストロゲンが低下するため、炎症が増加し、軟骨がすり減る速度が上がる。
👀研究例
「エストロゲンが関節軟骨の保護に関与する」:エストロゲンは軟骨の代謝に関与し、低下すると変形性膝関節症の進行を早める。
2. 精油のホルモン調整作用と変形性膝関節症への影響
精油が直接「エストロゲンを増やす」とする研究は少ないですが、エストロゲン様作用を持つ精油がホルモンバランスを整え、間接的に変形性膝関節症の進行を抑える可能性があるのです。
◆クラリセージ精油
エストロゲン様作用を持つ。
炎症軽減の可能性がある。
◆フェンネル精油
フェンネルのアネトールがエストロゲン受容体に作用し、ホルモンバランスを整える可能性がある。
関節のこわばりを軽減する可能性がある。
◆ゼラニウム精油
自律神経を整え、副腎皮質ホルモンを調整し、ストレスを軽減させる。
炎症の抑制。
3. 精油のアロママッサージと変形性膝関節症
膝の痛みを緩和するためのアロママッサージの研究があります。
👀研究例
「アロママッサージが変形性膝関節症の痛みを軽減する」
ラベンダーやローズマリーの精油を使ったアロママッサージが膝の痛みを軽減し、関節の可動域を改善した。
4. ここまでのまとめ
✅ エストロゲンの減少が変形性膝関節症のリスクを高めることは明らか。
✅ 精油の中でも、クラリセージ、フェンネル、ゼラニウムなどの精油がエストロゲン様作用を持ち、ホルモンバランスをサポートする可能性がある。
✅ 精油を使ったアロママッサージが、変形性膝関節症の痛みを和らげるという研究がある。
精油が、直接「膝の軟骨を再生する」というわけではありません。しかし、ホルモンバランスを整え、炎症を抑え、痛みを軽減する可能性があるため、変形性膝関節症の進行を抑えるサポートとして取り入れる価値はあるのではないでしょうか。
私の祖母が、膝や腰が痛いと嘆いていたことを思い出します。80歳で亡くなったのですが、私の記憶の中の祖母は、小さくか細い体をしていて、確かO脚だったと思います。
O脚も変形性膝関節症の要因です。
こちらも正しい栄養と運動、特に筋トレすれば改善します。しかし、多くの日本人女性が運動習慣を維持するのが難しいと感じているのではないでしょうか。サロンでも、簡単な運動をおすすめしますが、習慣化できる方は多くはありません。
この「運動を習慣にするのが難しい」という課題に対し、実はアロマテラピー(精油)を活用して運動や筋トレの習慣化を促進する取り組みが少し前から注目されていますのでご紹介します。
精油を活用した筋トレ習慣化の事例
フィットネスクラブでのアロマ活用プログラム
東京都内のあるフィットネスクラブでは、女性会員の運動継続率向上を目的に、トレーニング前後にアロマディフューザーで精油を拡散するプログラムを導入しました。
特に、ローズマリーやペパーミントの精油が使用され、これにより会員からは「リフレッシュでき、トレーニングへのモチベーションが上がる」との声が寄せられています。
この取り組みの結果、運動継続率が20%向上したと報告されています。
2. 自宅でのアロマを取り入れたオンラインフィットネス
オンラインフィットネスプログラムを提供するある企業では、参加者に対し、トレーニング前にグレープフルーツやレモンなどの柑橘系精油を使用するよう推奨しています。
これにより、気分が前向きになり、運動への取り組みやすさが向上したと多くの参加者が報告しています。
特に、運動習慣がなかった女性たちが、アロマを取り入れることで筋トレを継続できるようになったとの事例が多数あります。
3. 地域コミュニティでのアロマヨガクラス
地方都市のコミュニティセンターでは、アロマテラピーを取り入れたヨガクラスを開催しています。
ヨガのポーズとともに、ラベンダーやサンダルウッドの精油を使用することで、リラクゼーション効果を高めています。
参加者からは、「アロマの香りでリラックスでき、運動が楽しくなった」との声があり、これが筋力トレーニングへの前向きな姿勢につながっています。
運動を習慣化の促進にアロマテラピーは効果的
これらの事例から、精油を活用することで、運動へのモチベーション向上やリラクゼーション効果が期待でき、結果として筋トレの習慣化に寄与する可能性がお分かりいただけると思います。
特に、変形性膝関節症の予防や管理を目的とする日本人女性にとって、アロマテラピーを取り入れた運動プログラムは有益なのではと考えています。
まとめ
アロマテラピーは、運動や筋トレの習慣化を促進し、変形性膝関節症の痛みの緩和にも役立つ可能性があります。クラリセージやフェンネル、ゼラニウムなどの精油はエストロゲン様作用を持ち、ホルモンバランスを整えることで筋力低下の予防に貢献します。変形性膝関節症にアロマの力を!
また、ラベンダーやペパーミントの香りはリラックス効果や鎮痛作用があり、運動時のストレスを軽減し、継続しやすくします。実際に、アロママッサージが変形性膝関節症の痛みを和らげるという研究も報告されています。
ホルモンバランスと運動をサポートする精油の力 だからこそ、年齢に関係なく、自然のエネルギーである精油をもっと上手に活用し、心地よく体を動かしながら、生活の質を高めていきませんか?アロマの力を味方につけて、健やかで豊かな毎日を楽しみましょう。
精油の香りとオイルの効果効
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肌に触れるタッチング
女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
深い呼吸をえられ
血の巡りが良くなり
副交感神経の働きを優位にさせ
姿勢が整い
しっとり弾力のある肌へ導く
健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店
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