菜種梅雨 雨のにおいとベチバー精油
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tae Therapist School
心・からだ・肌をアロマテラピーで整える
ホリスティックAromaサロン
tae Aromatherapy & Treatment
菜の花の咲くころの長雨を 菜種梅雨 といいます。
前線や低気圧の影響で雨の降る日が多そうな四国の松山です。
菜種梅雨
雨が降りつづくと分からないのですが、雨が降る前の香り、、、あるんです。
サロンにも「そろそろ雨が降るな」と「雨の匂い」感じるお客様がいらっしゃいます。
雨の降る前の香り、ベチバー精油のような香りで好きです。
ベチバー精油の香り
甘く濃厚、スモーキーで土のような香りがします。
神経が過敏になり感情コントロールがうまくいかない時に助けになるベチバー精油。
雨の香りとは
雨の降り始めに感じられる「ペトリコール」
雨上がりに感じる「ゲオスミン」
という主に2つの成分によって生み出されるようです。
ペトリコール
雨が降る直前は湿度が高くなり、鉄分を触媒としペトリコールが生成されるそうです。
ギリシャ語で石のエッセンスを意味しています。
雨が降り始めるとペトリコールが流され匂いがしなくなります。
ゲオスミン
雨が降ったあと、地面からわきたつ様な匂いがします。これがゲオスミンという成分です。
雨の粒が地面に落ちる事で土中の微生物が作り出す物質。
雨水と土が混ざってバクテリアが活性化し、プラス空気中の埃などと反応して放たれた匂いです。
ベチバー精油
雨の匂い似た精油のベチバー
女性にとって頼もしい精油の一つでもあります。
貧血や関節の弱さ、乾燥した潤いを失った肌に効果的です。
内分泌腺を刺激し、月経前緊張症や更年期障害に用いることができます。
ベチバー精油の成分
セスキテルペンアルコール類(ベチベロールなど)
ケトン類(ベチベロンなど)
などが含まれていますが、土壌によりその成分が変化しやすい精油です。
ベチバー精油
イネ科の植物で、根を水蒸気蒸留法で抽出します。
非常に粘りのある濃い黄色(茶色に近い)の精油です。
お肌への作用
炎症を抑える
殺菌作用がある
皮膚の再生作用
ストレスからのニキビなどに有効
心への作用
ストレス・精神的疲労感
緊張・興奮・不安・不眠
気持ちの落ち込みに
イライラ・情緒不安定
神経過敏・感受性過多
自己嫌悪に苛まれている時に
落ち着きがないと感じる
気持ちが浮ついている
自分の立ち位置を見つめたい
アロマテラピー・トリートメントでも、グラウンディングが必要と感じたらブレンドに加えています。
インドでは、ベチバーの根を水につけて香りを移し飲料水とするそうです。ベチバー水を飲むことで体臭などの消臭効果が期待されるとか。
深緑色で濃厚な甘さのベチバーからつくるシロップは、ラッシー(ヨーグルトドリンク)やアイスクリームなどのフレーバーとして人気なんだそう、一度試してみたいと思います。
さて、本日はお久しぶりに外国のお客様がご来店になりました。
しまなみ海道を自転車で渡ってこられ、脚や背中が筋肉痛だしリラックスもしたいのでアロマテラピー・トリートメントを受けよう!となったそうです。
雨降りの中、あちこち観光にも行かれたようですが、「愛媛の雨はいい感じ」だとおっしゃってくださいました。愛媛の蜜柑が美味しくてつい食べてしまう!なんてこともおっしゃっていました。
フロリダご出身とのことで、愛媛とは随分と気候が異なります。小雨や霧雨など少量の雨降りなんてなさそうで、きっと珍しく感じていらっしゃるのだろうと思いました。
楽しい旅になりますように。
本日もありがとうございます。
精油やアロマテラピーだけでなく、ロミロミやロミイリイリ、チネイザン、骨盤矯正など他のトリートメントのこと。大人バレエやピラティスなどエクササイズのこと。心・からだ・肌に良いこと&ためになること、美容と健康に役立つ情報をブログでお伝えしています。
ぜひご登録くださいね。
精油の香りとオイルの効能
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女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
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健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店
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