身体の不都合をリリース(解放)して「歩く」ことを楽しんでください。
この1週間、60代のゲストが数名ご来店になりました。どの方も若々しく艶やかなお肌の持ち主、ジムやバレエのお稽古に行かれ、食事に気を配り、「美と健康」に積極的な方ばかりです。
でも、日常生活の中で、自分で気づかない癖や習慣により、少しづつ腰や肩などに違和感をためていたり、ストレスによる緊張などで、痛みやコリにお悩みです。
サロンでは、トリートメント施術後にもお話しを伺い、また私からもご提案などをしています(フィードバックtime)。今回、みなさんに同じことを申し上げました。
「歩いてください」
1.「歩く」ことはカラダの健康維持に欠かせません。(上の写真、右から順に)
脳の構造
下肢のおもな骨と筋肉
からだの血液循環
上半身には、脳や臓器が集まり『心臓』が血液のポンプの役目を担います。
下半身には、臓器がなく「筋肉と骨」でなりたっており、『ふくらはぎの筋肉』が血液のポンプの役目を担います。
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「ふくらはぎが第二の心臓」と言われる所以で、大事な筋肉です。
全身に血液をしっかり循環させ
食事で摂った栄養を全身に行き渡らせ
カラダに不要な老廃物の排出させる
「歩いて」心臓と筋肉のポンプを使うことがカラダの健康を保つことと言えます。
また、足で踏むという動作が骨に刺激を与え、骨の老化を防ぎます。
2.「歩く」ことはココロの健康維持に欠かせません。
歩くと五感を使い、軽い疲労やストレスからのリリース(解放)とバランス感覚を養うことができます。
風の匂い、風の心地よさ(嗅覚や触覚)
暑さや寒さなど気温(触覚)
太陽の光や月の光(視覚や触覚)
鳥の声や風の音(聴覚や視覚)
空気を吸い込むことで感じる味の様な感覚はありませんか?(味覚や嗅覚)
「歩く」=ウォーキング
時間や距離は重要ではありません。
全身の筋肉や感覚器が総動員され、視線は遠くに近くに、いろいろな情報を五感がキャッチしようとします。
この五感を感じる効果は、ジムの中では得られないのではないでしょうか? ただ「歩く」・・・例えば5分歩いて出かけたら、5分かけて戻ってくる。
「歩く」ことは、簡単で自由で、健康と美しさに欠かせないエクササイズだと思います。
この書籍の中にも「歩く」ことの良さが書かれています。