眼と脳の健康を守るための重要な習慣
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眼と脳の健康を守るための重要な習慣
今日の松山の最高気温は36,8度。
この気温を測定する場所ですが、気象庁では、
太陽光が直接あたらない場所
照り返しなど地表面からの影響が少なく、風通しのよい場所
地上から1.2から1.5メートルの高さ
で測っています。
というわけで、40度近い気温だった松山市です。
強烈な陽射しに眩暈がしそうでした。
セラピストの私、ハワイ専用のサングラスを持っているのですが、今日は必要になるかも?なんて思うほど強烈なお日様パワーでした。
さて、陽射しが眼に与える影響について、白内障や緑内障、そして認知症リスクに関連する研究がいくつかあります。特に、紫外線(UV)による眼の損傷が主な要因とされています。
⑴白内障と紫外線
白内障は、水晶体が白濁することで視力が低下する病気です。
紫外線B(UVB)を長期間浴びることが、白内障の発症リスクを高める要因として知られています。
水晶体は、UVBを吸収する能力を持っていますが、その吸収が長期間にわたると、酸化ストレスが蓄積し、タンパク質の変性や水晶体の濁りを引き起こすことがあります。
⑵緑内障と強い光
緑内障は、視神経が損傷し視野が狭くなる病気です。
強い光や眩しさが、眼圧を上昇させることがあり、これが緑内障のリスクを高める可能性があります。
紫外線や青色光(ブルーライト)にさらされることも、視神経にダメージを与える要因となるそうです。
⑶認知症との関連
最近の研究で、眼の健康と認知症の関連性が注目されていますがご存知でしょうか?
視覚障害や視野の狭さが、認知機能の低下と関連していることが報告されています。
特に、白内障や緑内障などの未治療の眼疾患が、認知症リスクを高める可能性が示唆されています。
眼の健康が脳の健康と密接に関連していることから、紫外線防御や適切な眼のケアが、認知機能の維持にも重要とされています。
⑷サングラスの役割
サングラスは、紫外線や強い光から目を保護する重要な役割を果たします。
特に、UV400以上のフィルターが付いたサングラスは、99~100%のUVBおよびUVAを遮断でき、白内障や緑内障のリスクを軽減する効果があります。
さらに眩しさを抑えることで、眼の疲労を軽減し、認知機能の低下を防ぐ可能性もあるのです。
参考
紫外線と白内障を結びつける疫学的証拠のレビュー
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12061276/
加齢黄斑変性と日光曝露、虹彩の色、日光に対する皮膚の敏感さ
視覚障害と認知症および認知障害の発症率との関連性:系統的レビューとメタ分析
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33422559/
紫外線対策として、サングラスの着用は、
単に日差しを避けるためだけでなく、
眼と脳の健康を守るための重要な習慣になります。
サングラスを選ぶポイント
目と脳を守るためには、適切なサングラスを選ぶことが非常に重要になるわけです。
①UV保護
最も重要な機能は、紫外線(UV)からの保護です。
注意するべき点
UV400フィルター → UV400と表示されているサングラスは、99~100%のUVAおよびUVBを遮断します。つまり最も有害な波長域(400nm以下)の紫外線を遮断することを意味します。
紫外線保護表示の確認 → サングラスに「UV400」や「100% UV Protection」と明記されているか確認してください。安価なサングラスやファッションサングラスは、UV保護が不十分な場合があります。
②レンズの色とその効果
レンズの色によって、光の透過率や眩しさの軽減効果が異なります。
グレー:自然な色合いを保ちつつ、全体的に光を減らし、長時間の使用に適しています。
ブラウン:コントラストを高める効果があり、視界を鮮明にします。運転時やアウトドアスポーツに適しています。
グリーン:眩しさを抑えつつ、色の歪みが少ないため、様々な状況での使用に適しています。
イエローやアンバー:コントラストを強調し、低照度環境での視認性を向上させます。曇りの日や夕暮れ時に適しています。
③偏光レンズ
偏光レンズは、反射光(例えば、水面や道路からのギラつき)をカットすることで、眩しさをさらに軽減してくれます。
目の疲労が減り、視覚情報の処理に関わる脳の負担も軽減されます。
偏光サングラスは、特にドライバーや釣り、スキーを行う方におすすめです。
④レンズの品質
レンズの素材と品質も重要です。
歪みが少なく、視界がクリアであることは大切です。
ガラスレンズ:耐傷性が高く、クリアな視界を提供しますが、やや重くなります。
プラスチックレンズ:軽量で快適ですが、耐傷性が劣ることがあります。高品質のプラスチックレンズは、軽量でありながら光学的にも優れています。
ポリカーボネートレンズ:軽量かつ耐衝撃性が高く、スポーツサングラスによく使用されます。
⑤フィット感、カバー範囲
サングラスが顔にしっかりとフィットし、隙間から紫外線が入らないようにすることが重要です。
ラップアラウンドスタイル:側面からの光も遮断するデザインで、より広範囲の保護が可能です。
調整可能なノーズパッドとテンプル:個々の顔の形状に合わせて調整できるサングラスは、より快適なフィット感を提供してくれますね。
⑥ブルーライトカット
サングラスの中にはブルーライトカット機能が備わっていて、デジタルデバイスからのブルーライトを軽減します。
目の疲労や視覚のストレスをさらに軽減できます。
⑦ブランドと品質
信頼できるブランドを選ぶことも重要です。
認証を受けた製品や、評判の高いブランドのサングラスを選ぶことで、品質やUV保護機能が確実に保証されます。
せっかくサングラスを着用するなら、眼と脳を紫外線や眩しさから効果的に保護してくれ、長期的な健康を維持することができるものを選びたいですよね。
セラピストの私は数本のサングラスを持っいます。訪ねる場所や季節によってサングラスを変えています。以前、カウアイ島の先生のところに通っていた時、あまりの日差しの強さから目を守るためにしっかりしたサングラスを購入しました。その頃から目を紫外線から守るって大事だと実感し、季節に関係なく晴れた日にはサングラスをかけるようになりました。
とっても長く愛用しているものに ic!berlin(アイシーベルリン)があります。偏光レンズのサングラスで、大きめレンズなのにとても軽くて着けてることを忘れそうな良品です。トムフォードも大のお気に入りで、レンズをタレックスに替えてもらい使っています。アランミクリやレイバン、デリーゴなどもおしゃれで、用途によって使い分けています。
信頼できるアイウエアのお店で色々と教えてもらい、自分の目や顔の形、用途などに合わせてサングラスを選ぶと数が増えていった次第です。
しばらく強い紫外線と共に過ごすことになりそうです。眼と脳の健康を守るための重要な習慣 サングラスを用いて楽しみながら猛暑を乗り切りたいと思います。
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