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気になるのは年齢だけじゃない。美しい肌の本質と栄養ケア。

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気になるのは年齢だけじゃない。美しい肌の本質と栄養ケア。


鏡を見るたび、気になるのは年齢だけじゃない。

たるみ、毛穴、色むら。 

肌に映る変化に、がっかりしたり、奮い立たせたり。


 そもそも「美しい肌」って何だろう?


高価な化粧品や一時的なケアではなく、 本当に美しい肌とは、健康的で、機能が整っている状態

外部の刺激から守り、潤いを保ち、細胞がきちんと生まれ変わる力を持っていること。 

それが、肌本来の美しさ。


そしてその土台は、日々の食事や生活習慣。

何を食べ、どう過ごすか。 

肌も心も、私たちが選んだものの積み重ねでできている。


今日のブログでは、皮膚科学と栄養学の視点から、 「美しい肌」の本質と、内側から整えるための具体的な方法(栄養編)をお伝えできればと思います。



美しい肌

その本質と栄養学的なアプローチ

「美しい肌」という言葉は、人によってさまざまなイメージがあります。

  • 皮膚科学や栄養学の観点から見ると、その本質は「健康的で機能が整っている状態」にあります。

  • 一時的な美しさではなく、肌本来の機能が適切に働き、外部の刺激から守り、潤いを保ち、細胞が正常に生まれ変わる力を持っていることが、真の「美しさ」を意味します。



1. 「美しい肌」の定義(本質的な意味)

皮膚科学において、「美しい肌」は主に以下の3つの要素がバランスよく保たれている状態を指します。

要素

特徴

視覚的な効果

構造的健常性

バリア機能が正常で、細胞間脂質(セラミドなど)が充実し、外部刺激や水分の蒸発を防げている状態。

キメが整っている、弾力がある、触ると滑らか。

生理的恒常性

ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常に行われ、血行が良好で、炎症(赤みやニキビなど)がない状態。

透明感、色むらが少ない、健康的で明るい血色。

水分と油分のバランス

水分保持能力が高く、皮脂腺からの油分が過不足なく保たれている状態。

潤いとツヤがある、乾燥や過剰なテカリがない。


👀美しい肌とは、見た目の問題ではなく、「肌という臓器が、外部環境に対して適切に防御・修復・再生を行えている状態」を指しています。



2. 美しい肌になるために必要な栄養素(エビデンスに基づく)

肌の構造は、私たちが摂取する栄養素によって直接的に支えられ、再生されています。


特に重要な栄養素と、その根拠となる考え方は,,,

🔹 構造と弾力の維持に不可欠な栄養素

栄養素

主な役割と効果

摂取源の例

タンパク質(アミノ酸)

コラーゲン、エラスチンの主原料。肌のハリや弾力を構成し、細胞の修復・再生(ターンオーバー)に不可欠。

肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆)、乳製品。

ビタミンC

コラーゲン生成を助ける補酵素。皮膚組織を構成する線維芽細胞の働きを活性化させます。また、強力な抗酸化作用を持ちます。

パプリカ、ブロッコリー、柑橘類、イチゴ、キウイ。

亜鉛

細胞分裂とタンパク質合成に不可欠。ターンオーバーを正常化させ、傷の治りを早める作用があります。不足すると皮膚炎の原因にもなります。

牡蠣、赤身肉、卵黄、ナッツ類、豆類。

👆コラーゲンと皮膚弾力性に関する研究は多数存在しますが、特にビタミンCは、プロリンやリジンといったアミノ酸をコラーゲンに変換する過程で必要不可欠な要素として認識されています。


🔹 バリア機能の維持と抗炎症作用を持つ栄養素

栄養素

主な役割と効果

摂取源の例

必須脂肪酸(オメガ-3系)

細胞膜の構成成分となり、肌のバリア機能を維持します。また、強力な抗炎症作用があり、ニキビやアトピー性皮膚炎などの炎症を抑制する効果が期待されます。

青魚(サバ、イワシ、マグロ)、亜麻仁油、チアシード、くるみ。

ビタミンA(β-カロテン含む)

皮膚や粘膜を正常に保つ作用があり、ターンオーバーの調整に重要です。バリア機能の維持にも貢献します。

レバー、卵黄、緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ)。

セラミド

経口摂取により、皮膚の角質層の水分保持機能を高め、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の症状を緩和する可能性が示されています。

こんにゃく、、小麦胚芽、大豆。

👆オメガ-3脂肪酸(EPA・DHA)に関する研究 

魚油に含まれるオメガ-3脂肪酸は、皮膚の炎症性疾患(ニキビや乾癬など)の症状緩和に役立つ可能性が示されています。その作用は、炎症を引き起こす物質の生成を抑制することに基づいています。


🔹 酸化ストレスからの保護(抗酸化作用)

栄養素

主な役割と効果

摂取源の例

ビタミンE

「若返りのビタミン」とも呼ばれ、脂溶性の抗酸化作用を持ちます。紫外線やストレスによる活性酸素から細胞膜を守り、肌の老化を防ぎます。

ナッツ類(アーモンド)、植物油、アボカド。

ポリフェノール

強い抗酸化力と抗炎症作用を持ち、紫外線によるダメージの軽減や、シミ・シワの予防に貢献します。

赤ワイン、カカオ、ベリー類、緑茶、コーヒー。



3. 食事の基本姿勢

単一の栄養素を大量に摂取するよりも、多様な食品からバランスよく摂取することが、最も効果的で安全なアプローチです。

  1. 高タンパク質・低GI食:質の良いタンパク質を毎食欠かさず摂り、血糖値の急上昇を抑える低GIの炭水化物(玄米、全粒粉など)を選ぶことで、インスリンの過剰分泌による炎症の誘発を防ぎます。

  2. 腸内環境の最適化:発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌など)と食物繊維(野菜、きのこ、海藻)を積極的に摂り、腸内環境(腸内フローラ)を整えることが、肌の炎症抑制や免疫機能の向上に直結します。「脳腸皮膚相関」の概念。

  3. 十分な水分摂取:肌の水分保持は、内側からの水分補給が基本です。カフェインや糖分の入っていない水や白湯をこまめに飲みましょう。



美しい肌は、高価な化粧品ではなく、日々の「何を食べるか」という選択の積み重ねによって作られます。

体の中から肌の構造と機能を支える栄養素を意識的に取り入れることが、健康的で揺るぎない美しさへと繋がります。気になるのは年齢だけじゃない。美しい肌の本質と栄養ケア。




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