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太陽の雫 ― ベルガモット精油

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ホリスティックAromaサロン

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太陽の雫

ベルガモット精油



4月も半ばというのに、寒暖差の激しい日が続いています。昨日、一昨日は風が強く、思わず仕舞いかけていたダウンコートを引っ張り出しました。



そんな気候の揺らぎの中、体調が安定しないのは私だけではないようです。バレエのお稽古仲間からも「なんとなく不調で…」という声をよく耳にします。



私自身も、一昨日は仕事が思うように進まず、気づけばため息ばかり。何もかもが重たく感じて、自分にガッカリしてしまうような時間を過ごしていました。ハーブティーで気分転換を図るも、思いのほか落ち込みは深く、ただただ時間が過ぎていくばかり。



そんな時、ティッシュの片隅にベルガモットの精油を一滴垂らし、深~い呼吸を繰り返してみました。香りが身体中に行き渡るよう、深く大きく、大袈裟なくらい意識的に呼吸をしました。それから目を閉じて、5分ほどの瞑想をしてみたんです。(最初は瞑想しようとは思わなかったのですが、香りが肺に充満すると、目を閉じてじっとしたくなったのです。)



そうして、、、目を開けた瞬間、目の前の空気がパッと明るくなったような感覚に包まれました。視界が澄み、頭も心もすっきりはっきり!



その後はスムーズに仕事が進み、さっきまでの重たい時間がまるで幻のように感じられました。



ベルガモット精油――それは、私にとって「太陽の雫」と呼びたくなるほど、大好きな香りです。柑橘の爽やかさの中に、ほんのりとビターな深みがあるその香りは、ただ明るいだけではなく、優しく心の陰影に寄り添ってくれるようです。



こんなにも強く、直接的に私の心に響いたのは、これが初めてだったかもしれません。そんな経験を一昨日しました。



学術的な視点からサポートされているベルガモット精油

ベルガモット精油の心への作用は、近年の研究でも注目されています。

  • ベルガモットの芳香浴が、ストレスによって誘発された神経系の過活動を抑制し、不安や緊張感を和らげる可能性があると報告されています。

  • ベルガモットの吸入が、ストレスによるコルチゾールの上昇を抑えることも示唆されています。


こうしたエビデンスも、私の体験と重なり、「香りの力」は単なる気分の問題ではなく、身体と脳にもしっかり働きかけてくれていることを実感します。



揺らぐ季節に、やさしく寄り添う香りー太陽の雫のよう

春は新しい始まりの季節である一方、気温・気圧・生活リズムの変化が重なり、心身のバランスを崩しやすい時期でもあります。

そんなときこそ、自分の「感覚」を大切にし、香りの助けを借りて、自分の中心を取り戻す時間を意識的に持ってみませんか?


ベルガモット精油は、そんな時間にぴったりな香りの精油だと思います。

心を太陽のようにふわっと温め、そして、そっと背中を押してくれる香り。

「大丈夫だから」と言ってくれているようで、まさしく寄り添ってくれる精油です。




精油スプレー、優雅なリフレッシュアイテム


そんなベルガモット精油を、「香水代わりになる精油スプレー」として、大好きなバレエのお稽古の前後に使ったりしています。



バレエ前後に使える「精油スプレー」レシピ

─ 優雅なリフレッシュアイテム ─


シーンに合わせた精油チョイス

【お稽古前】集中力・軽やかさ・自信をくれる香り

  • ベルガモット … 明るく前向きに

  • ローズマリー・シネオール… 頭をすっきり、集中力UP

  • フランキンセンス … 深い呼吸と軸の安定感

【お稽古後】余韻と癒し・心身のクールダウン

  • ラベンダー … 筋肉の緊張と心の余韻に

  • ベルガモット … 殺菌、消毒作用が汗をかいた体をクリーンに

  • サンダルウッド … 静けさと落ち着きを


レシピ例:香水のようにまとう精油スプレー(30ml)

材料:

  • 無水エタノール … 5ml

  • 精製水(または芳香蒸留水)… 25ml

  • 精油 合計6~8滴(以下から組み合わせ)

【朝のお稽古前】軽やかさと集中力の香り

  • ベルガモット FCF … 3滴

  • ローズマリー … 2滴

  • フランキンセンス … 2滴

【夜のお稽古後】余韻と自律神経のバランス

  • ベルガモット … 2滴

  • ラベンダー … 3滴

  • サンダルウッド … 2滴

作り方:

  1. スプレーボトルに無水エタノールを入れる

  2. 精油を加え、よく混ぜる

  3. 精製水を加え、よく振る

  4. 使用前によく振ってから、手首や胸元、髪の周りに軽くスプレー


香水代わりとして使うポイント

  • 肌に直接つけるよりも服の上から空中にスプレーしてふわっとくぐるようにすると、ふんわり香りがまとえます。

  • バレエの繊細な感性を邪魔しないように、香りは優しく、主張しすぎないものがおすすめ♪

  • 精油の「揮発性の高さ」が香水と異なる特徴です。「動きと一緒に香りが立つ」のがとても魅力的。



ローズマリーやラベンダーの香りは、精神的パフォーマンスやストレス応答に有効であると報告されており、舞台芸術やスポーツ前後にも応用可能とされています。




精油のスプレー

「香りをまとう」 香水のような使い方ができる自然の贈り物です。バレエという身体と感性の芸術には、感情やリズムと調和する香りがとても似合います。

お稽古前に集中と高揚を、お稽古後に余韻と鎮静を。香りがバレエの時間をもっと豊かに、美しくしてくれるアイテムになるように感じます。





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精油の香りとオイルの効果効

肌に触れるタッチング

  • 女性特有の痛みや辛さを緩和したり

  • ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで

  • 深い呼吸をえられ

  • 血の巡りが良くなり

  • 副交感神経の働きを優位にさせ

  • 姿勢が整い

  • しっとり弾力のある肌へ導く

  • 健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店


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