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匂いのこと 自分らしさを大切にするためのケア 男性女性のためのアロマスプレーの作り方

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匂いのこと

自分らしさを大切にするためのケア

男性女性のためのアロマスプレーの作り方



歩いていると「あれ?」と思うような匂いに出会うことが、最近増えてきた気がします。汗や加齢臭、衣類の生乾きのようなにおい、あるいは柔軟剤や香水の強い香り。ときには、胸焼けするほどの重たい匂いに「オエッ」となってしまうこともあります。(失礼します。)

これは私だけではないようで、周囲でも同じような声をよく聞くようになりました。



「風呂キャンセル」なる言葉がSNSなどで飛び交い、毎日お風呂に入らない、入れない人が増えているという現実。もしかすると、洗濯の回数や衣類の乾燥環境も関係しているのかもしれません。

たしかに時間や気力、家庭の事情などで、毎日完璧に整えるのは難しい日もあります。でも、冬でも、春でも、初夏の今でも、「これはちょっと…」と思うような匂いに出会うことが多くなっているのは、やっぱり気になるところです。



■ 匂いの話は、とてもデリケート

匂いについて話すのは、とても難しいことでもあります。言葉にしづらく、伝え方を間違えれば、相手を深く傷つけてしまうこともあります。家族にさえ言えない。気になっても見て見ぬふりをしてしまう。

「匂いに敏感になること」自体が、なんだかいけないことのように感じられてしまうのかも?

でも、本当にそうでしょうか?



■ 自分の“香り”は、自分を表すもの

香りは、とてもプライベートな感覚でありながら、他人にも強く印象を残すものです。過剰に香水をふりかけたり、人工的な柔軟剤の匂いで包んでしまうのではなく、自分自身の“自然な香り”を清潔に、心地よく保つことこそが、自分らしさを大切にすることにつながるのではないかと感じています。


それに、香りには人を惹きつける不思議な力があります。たとえば、恋愛に限らず、人と人が「なんとなく居心地がいい」と感じる背景には、フェロモンや遺伝子レベルでの相性など、香りを介したコミュニケーションが働いているという研究もあります。


参考文献:https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspb.1995.0087

だからこそ、「無臭」にするのではなく、自分の本来の香りを生かすためのケア=整えるという意識は、もっと大切になってくるように思います。



■ 日々のケアで、香りは変わる

体のにおいは、食べ物や運動習慣、入浴、ストレス、腸内環境、、、さまざまな要因で変化します。毎日完璧を求めなるのでなく、心地よく心身を整える意識が、香りを自然に変えてくれます。


  • 湯船にしっかりつかる

     → 汗腺や皮脂腺が整い、老廃物がスムーズに排出されます。

  • 腸と肝臓をいたわる

     → 発酵食品や緑黄色野菜をとり、香りの元を内側からケア。

  • 自然な香りを味方に

     → ラベンダーやティートリー、ゼラニウムなどの精油を薄めて使ったデオドラントスプレーもおすすめです。



■ 香りが教えてくれる「いまの自分」

香りは、体の状態だけでなく、心の状態も映し出します。疲れすぎているとき、悩みがあるとき、人は“匂い”を放ちやすくなるとも言われています。また逆に、感情が豊かに動く時期には、香りへの感度が高まることもあるのです。

だから、匂いが気になるときなら、「何を感じている?」「何を食べてる?」「ちゃんと寝てる?」と自分自身に声をかけるサインとして、受け取ってみてもいいのかもしれませんね。




「匂い」はとてもデリケートな問題です。でも、見て見ぬふりをするのでも、人工の香りで隠すのでもなく、“整える”という丁寧さを、自分にも、周りにも向けられたら、世界はもっと心地よくなると思うのです。

香りが教えてくれる、あなたらしさ。それを生かすために、今日も心と体を少しだけ優しく整えてみませんか?




ブログ追記:

香りを整えるアロマスプレー  梅雨・初夏のケアに


蒸し暑い日が続く梅雨から初夏にかけては、どうしても汗や皮脂が出やすく、においも気になる季節ですね。そんな時期には、天然精油を使ったアロマスプレーで、自然な香りで体も心も整えるセルフケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

ここでは、女性向け・男性向けのブレンドレシピを2種類ご紹介します。


◆ アロマスプレーの基本の作り方(共通)

材料(50mlスプレーボトル分)

  • 無水エタノール:5ml(精油を溶かすために必要)

  • 精油:合計8~10滴

  • 精製水:45ml

  • ガラス製スプレーボトル(遮光瓶がおすすめ)

作り方

① スプレーボトルに無水エタノールを入れる

② 精油を加えて、軽く振って混ぜる

③ 最後に精製水を加えてふたを閉め、よく振る

※使用前は必ずよく振ってからスプレーしてください

※肌に直接ではなく、衣服の内側や空間・タオルなどへの使用がおすすめです


女性におすすめ:梅雨~初夏のデオドラント&気持ち安定ブレンド

目的:汗・皮脂・湿気のにおい対策+心の浮き沈みを穏やかにしたい貴方に

  • ラベンダー(Lavandula angustifolia):3滴

     …皮膚トラブルにもやさしく、リラックス効果もあります。

  • ゼラニウム(Pelargonium graveolens):3滴

     …ホルモンバランスを整え、気持ちを明るくしてくれます。

  • ティートゥリー(Melaleuca alternifolia):2滴

     …抗菌・抗真菌、汗によるムレ対策に効果的。

  • レモン(Citrus limon):2滴(光毒性のない精油、または夜の使用に)

     …さわやかさをプラスし、空気もリフレッシュします。

※妊娠中の方や敏感肌の方は精油の使用量を減らしてください


男性におすすめ:汗・体臭・湿気に強い爽快クリアブレンド

目的:皮脂臭・汗臭・衣類の湿気対策+清潔感UP

  • ペパーミント(Mentha piperita):3滴

     …清涼感と抗菌効果で気分もリフレッシュ!

  • ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata):3滴

     …空気の浄化、汗ばみやすい時の清潔感UP。

  • ローズマリー・シネオール(Rosmarinus officinalis ct. cineole):2滴

     …頭をクリアにし、皮脂バランスを整えます。

  • シダーウッド・アトラス(Cedrus atlantica):2滴

     …男性的で落ち着いた香り、汗のにおいを和らげる。



アロマで「香害」にならないために

天然精油でも強すぎる香りは不快に感じる方もいるため、香りは控えめに作るのがポイントです。「香らせる」より「整える」「寄り添う」感覚で作ると、その人本来の香りを活かしながら、周囲にもやさしい香りになります。


また、使用の際は

✔︎ 肌に直接つけない

✔︎ 公共の場では控えめに

✔︎ ペットや小さなお子さまのいる空間では使用を避ける

といった配慮も大切です。




今日のまとめ

自分の香りを整えることは、誰かのためであり、自分自身の快適さのためでもあります。

梅雨のじめじめ、夏の汗ばみ、生活の慌ただしさ、、、そんな日常の中で、ふわりと香る自然の香りは、呼吸を深くしてくれることもあるでしょう。

「匂いのこと 自分らしさを大切にするためのケア」香りは目に見えませんが、確かに存在し言葉以上に繊細なコミュニケーションをしてくれます。匂いを整えるということは、自分を大切にすることであり、また他者との心地よい距離感や信頼を育む手段にもなり得ます。

自分の香りを大切にしながら、その人の持つ“匂い”の魅力を引き出していけるような毎日を、ぜひアロマとともにと思うセラピストです。



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  • 健康と美容にアプローチするアロマテラピー・トリートメント専門店


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