セラピストこそ、自律神経が乱れやすい?【2025/5/10】
- tae Shirakata
- 5月10日
- 読了時間: 3分
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セラピストこそ、自律神経が乱れやすい?
~体温調整・水分摂取・呼吸のケアがカギ~
長年マッサージ・セラピストという仕事をしていて感じるのは、「お客さまの快適さを最優先にすること」が、時に自分の心身への負担になりやすい、ということです。
特に自律神経のバランスは、セラピスト自身も崩しやすいと感じる瞬間があります。
◆ なぜセラピストは自律神経が乱れやすいのか?
⑴室温のコントロールが難しい
お客さまの体感温度に合わせて冷暖房を調整するのは当然のことですが、自分は施術で動くため汗をかきやすく、それでもお客さまが「寒くないように」と気を配りすぎると、逆に自分が寒くなってしまうことがあります。
これは交感神経と副交感神経の切り替えに影響し、体温調整機能をつかさどる視床下部の働きに負担をかけることがあります。
⑵水分摂取を控える習慣
「施術中にトイレに行かないように」などの理由で、水分を意識的に控えてしまうことも多いのではないでしょうか?
しかし、水分が不足すると血流が滞りやすくなり、自律神経も過敏になりやすいと言われています。
⑶呼吸が浅くなりがち
施術中、お客さまに気を配りながら、時に無意識に呼吸が浅くなっていることがあります。とくに施術に集中していると、自然と肩が上がり、胸式呼吸になってしまうことも。
呼吸が浅くなると、副交感神経の働きが弱まり、リラックスしづらい状態が続くことになります。
◆ 解決策
〜自分のケアも、お客さまへの奉仕の一部〜
では、どうすれば自律神経の乱れを防ぎながら、快適な施術環境を保てるのでしょうか?
以下に私が実践していることをご紹介します。
①温度調整のできる服装にする
例えば、吸湿速乾・保温性のあるインナーを重ねたり、冷え対策のレッグウォーマーを着用するなど、「脱ぎ着しやすく、調節しやすい服装」にすることで、自分だけの温度バランスを保ちやすくなります。
②施術の合間に「呼吸のリセット時間」をつくる
1分でもよいので、腹式呼吸に意識を向ける時間を持つようにする。
意識して呼吸する「4秒吸って、6秒吐く」を3セット繰り返す方法です。
これは副交感神経を優位にするとされる呼吸法で、心身を一度リセットできます。
③水分補給をルーティンに組み込む
お客さまごとのカルテ整理や片づけといった合間に「白湯をひと口飲む」といったルーティンを作ることで、水分補給を「面倒なこと」から「ケアの一部」へと意識づけできます。
◆ 今日のまとめ
私たちセラピストの仕事は「お客さまの癒しのために尽くすこと」ですが、自分の心身が疲れ切っていては本末転倒です。自律神経のバランスを保つことは、結果的にお客さまへの質の高いサービスへとつながります。セラピストこそ、自律神経が乱れやすい?だからこそ、自分のケアを大切にしながら、心を込めて施術を続けてまいりましょう。
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肌に触れるタッチング
女性特有の痛みや辛さを緩和したり
ストレスや疲労を軽減させ深くリラックスできるようになることで
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