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ご夫婦でアロマテラピー・トリートメント、セラピストの視点からできること

セラピストLIFEを楽しくする

 tae Therapist School

心・からだ・肌をアロマテラピーで整える

ホリスティックAromaサロン

tae Aromatherapy & Treatment



夫婦で仲良く

ご夫婦でアロマテラピー・トリートメント、

セラピストの視点からできること


先日、ご夫婦でサロンに来てくださったお客様。

奥さまは以前から何度もトリートメントに通ってくださっています。が、なんとご主人は今回がサロン初来店。

施術自体は、実は2018年の6月にお受けいただいていました。ただコロナ禍もあり、それが最後になっていたんです。



初めてサロンに足を踏み入れたご主人は、

「おお、こんな感じなんだ」と小さな部屋を見渡され、なんとも素直な反応を見せてくださいました。

その日の午後は、ご夫婦おふたりにたっぷりと時間をとり、トリートメントとともにさまざまなお話をお伺いできました。



ご主人は今年12月で会社経営を引退され、

ご夫婦で日本各地をめぐる旅に出られるとのこと。なんて素敵なご予定♪ 私も思わず「一緒について行きたいです」と言ってしまうほどでした。笑



一方で、以前は運動もバリバリされていたご主人が、

今は運動から離れ、少しお年を感じさせるご様子でした。

実際にご病気もされていたとのことで、正直なところ残念に思いました。



でも、「場所もわかったし、松山にもまた来てみようか」

と奥様とお話されていたのが、とても嬉しく心に残りました。



トリートメント後、体調が良くなられたご主人は、「ちょっと周辺を散歩してくるから、終わったら連絡して」と、先にサロンを後にされました。

そのあと、奥様からさらにたくさんのお話を伺い、驚くようなことも多かったのですが、何よりも心に残ったのは、「主人が『taeさんのところに行こう』って自分から言ったのよ」と笑顔で話されたこと。

長年セラピストをしている私にとって、何より嬉しいお話しです。そして改めて、「私にできる限りのことをしたい」と、心から思いました。



セラピストの視点で大切にしていること

  • このような時間を重ねるなかで、私が大切にしているのが「病名を聞かないカウンセリング」です。

もちろん、必要があればお聞きすることもあります。でも、例えば糖尿病や腎機能の障害など、精油選びに大きく関係することでも、なるだけ無理に尋ねたりせず、お身体や生活習慣の様子、服薬や睡眠の質などを、自然なお話のなかで丁寧にお伺いしていきます。


「病名を隠されていても、使うべきではない精油を避ける」。

それは、セラピストとしての責任であり、お客様への思いやりでもあると考えています。



糖尿病や腎機能障害をお持ちの方に使えない精油

  • アロマテラピーは「自然なものだから安全」というイメージを持たれがちですが、植物の持つ力は非常に強く、使い方を間違えると身体に負担をかけることもあります。

  • 特に、糖尿病や腎機能障害をお持ちの方には、以下のような精油は避けるべきとされています。


◉ 糖尿病:避ける精油

精油名

注意点

フェンネル

血糖値に影響する可能性。ホルモン作用もあるため慎重に。

シナモン

血糖値を下げる可能性があり、皮膚刺激も強いため避ける。

クローブ

抗酸化・血糖降下作用があるが、作用が強くて刺激的。

ローズマリー

血圧や血糖に影響する恐れがあり、高血圧や糖尿病の方には注意。



◉ 腎臓障害:避ける精油

精油名

注意点

ウィンターグリーン

サリチル酸メチル含有。腎臓に大きな負担をかける。

バーチ

同上。非常に腎毒性が強い。

ジュニパー

利尿作用が強く、腎臓への刺激が強いため避ける。

ナツメグ

ケトン類(ミリスチシン)が神経系・腎臓に負担をかける。

ローズマリー・カンファー

カンファー成分が腎機能に負担をかける可能性がある。



安全な精油選びと施術の工夫

  • 私たちセラピストは、作用が穏やかで安心して使える精油を選びます。

たとえば、ラベンダー、マンダリン、フランキンセンスなどは、やさしい香りでリラックス作用も高く、お身体に過度な負担をかけません。

  • また、精油の濃度も1%以下に抑えるなど、トリートメントの設計にも気を配っています。

施術後にはお身体の反応や変化をきちんとお聞きし、次回以降の参考にしています。



今日のまとめ

「アロマテラピーは、ただの香りではない」。植物の持つ力と、丁寧なカウンセリング、そして“この人にとって今、必要な手当て”を見極める感覚、、、この積み重ねが、アロマテラピーの本質だと私は思います。

大切なお客様のために、これからも一人ひとりに寄り添うケアを続けていきたいと、セラピストの視点からできることを再認識できた貴重な時間でした。ありがとうございます。




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年齢による体調の変化や、漠然とした不調(不定愁訴)を感じている

  • 忙しさの中でも「美しさ」や「心地よさ」をあきらめたくない

  • 自分ひとりで何とかしようと頑張りすぎてしまう

  • 深くリラックスし、呼吸や自律神経を整えたい

  • 血流を促し、肌や姿勢まで整えていきたい

  • 時間を無駄にせず、効果的に整えたいと考えている

  • 信頼できるプロに、自分のケアをゆだねたい


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医学的・ホリスティックな視点に基づいたメニュー構成のアロマテラピー・トリートメント専門店です。


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